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フランツ・ホフマイスター(†1812/2/9)の没後200年を記念してフェリシア・ブルメンタールのピアノ独奏でピアノ協奏曲です。1754年ドイツ出身の古典派の作曲家ですが45才の時ライプツィヒで音楽出版社を創業し5年後にはウィーンに戻ってハイドン、モーツァルトらウィーンで活躍中の作曲家の作品、特に友人でライバルでもあったベートーヴェンの作品を数多く出版しました。
(2 カルロス)
投稿日:2012/02/09
フランスの名ヴァイオリニスト、レジス・パスキエによるチャイコフスキーのヴァイオリン作品集です。日本にもNHK交響楽団、東京交響楽団との共演や、ラ・フォル・ジュルネなどで度々来日し、お馴染みのヴァイオリニスト。このフランスの巨匠の手にかかれば、濃厚なロシアの作品も優雅に生まれ変わります。カップリングの小品も非常に上品でうっとりします。ルデュク=バローム率いるバルト室内管弦楽団はサンクトペテルブルク・フィルのメンバーからなるオーケストラ。溢れる美音をお楽しみください。
(yasu)
投稿日:2012/02/09
18世紀スウェーデンの政治家で牧師のシュデニウスの楽譜コレクションからの作品集です。ソミスやタルティーニにヴァイオリンを学び、ヴィオッティを教えたトリノ出身のプニャーニ。ドイツの音楽一家に生まれ、永年オランダの宮廷楽長を務めたC.E.グラーフ。フィレンツェ出身で生前はオペラ作曲家として名を馳せたサッキーニ。残る二人の作品もいずれ劣らぬ佳品揃いの好アルバムです。
(2 カルロス)
投稿日:2012/02/08
仕事一段落。なんだか久しぶりに帰省した実家の縁側に寝転がって古い本を広げている感じですね。子供の時に家にあった子供向けの歌本。その中に「○と△の歌」が入っていました。勿論子供が武満徹なんて知るはずもなし。ただ歌詞の最後に「〜だぜ」なんて付く歌が珍しく「バラライカって何?」と思いながらオルガンをブカブカして歌った記憶があります。たぶん合唱をやられた方は演奏した人も多いでしょう谷川俊太郎詩の「死んだ男が残したは」はカウンターテノールでの別世界へ。安部公房原作のの退廃的な臭いぷんぷんの映画「他人の顔」にまるでヨーロッパ映画のような香りを添えた「ワルツ」と上げ始めたらキリがないほど武満の歌曲はいいです。
(tanukawa)
投稿日:2012/02/07
先々代までスペイン人であったラロのスペイン交響曲を1891年ウクライナ出身のユダヤ系ヴァイオリニスト、ミッシャ・エルマンの独奏でどうぞ。標題は交響曲ですが、ノルウェー幻想曲やロシア協奏曲同様ヴァイオリン協奏曲で1875/2/7サラサーテの独奏で初演されました。このアルバムではサラサーテが初演時に省いたことに倣ってか全曲5楽章のうちの第3楽章が省略されています。
(2 カルロス)
投稿日:2012/02/07
ジャズの要素と和の響きが交錯し、そこに現代的な音楽の煌びやかさが軽妙かつ鮮やかに広がる協奏曲に心地よさを覚えました。「現代の和のガーシュウィン」といった雰囲気で非常に聞きやすい作品だと思います。交響曲第3番は幻想曲風の1、2番と比して構築性と重厚さに富み、ある意味で「交響曲らしい」壮大な作品です。ジャズ要素も錯綜したリズムと和声の中に織り込まれており、時にシベリウスやヴィラ=ロボスを思わせる濃密な音響がダイナミックに広がり、終盤の激烈な高揚に興奮し、圧倒されます。
(sammy)
投稿日:2012/02/06
シューマンの交響曲第3番がデュッセルドルフでシューマンの指揮で初演されたのが1851/2/6。うつ病や肉体疲労が因の寡作期の後デュッセルドルフに指揮者として移転を機に量産された作品の一つがOp.97。ライン河畔の風物に強い印象を受けて作られた「ライン」。4年後そのライン川に梅毒による幻覚妄想から投身自殺を図った2年後ケルン近郊の精神病院で46年の生涯を閉じました。
(2 カルロス)
投稿日:2012/02/06
イベール没後50年!長寿クラシック音楽番組「題名のない音楽会」で司会を務める指揮者、佐渡裕氏によるイベール作品集。イベールというと寄港地、フルート、サクソフォンのための協奏曲などで吹奏楽関係者には馴染みが深いでしょう。しかし、イベールの作品だけがまとまって収録されているCDというのはかなり珍しく、佐渡氏自身も「自慢作」としているほどです。同時代のフランス6人組に負けず劣らない、色彩豊かな魅力あふれる作品が揃っています。
(yasu)
投稿日:2012/02/06
現代の強迫観念に等しい大量消費行動を6人の歌手と10人の奏者という少人数で風刺した室内楽オペラ。スペクタクルな湖上オペラで有名なブレゲンツ音楽週間でオペラグループの委嘱により2007年に初演されています。モーツァルトとワイルとストラビンスキーを鏡に映して合成してハレーションを起こしたような音楽とでも表現したらよいのでしょうか。こうした室内楽オペラはなかなか注目されませんが、もっとポピュラーなものになってほしいものです。学生の頃出演した時の楽しさがよみがえりました。チューリヒに拠点を置く作曲家ラシュトンと台本のジオラーミの他作品にも興味が尽きません。
(tarosa)
投稿日:2012/02/05
ギターとヴァイオリンの音色に乗って、とても美しい旋律が奏でられる。シューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D. 821」という曲だ。アルペジョーネとは楽器の名前で、19世紀前半にウィーンで発明された6弦で出来ていて、チェロを小ぶりにしたような珍しい弦楽器。今はない幻のこの楽器のために作曲された、唯一の楽曲が、シューベルトのこの曲だ。弦楽四重奏曲「死と乙女」と同時期の作品で何処となく”物哀しさ”と”憂い”を帯びた旋律が魅力的だ。パガニーニは、優美で、明るく、ウキウキするような曲目が並ぶ。さらに、ジュリアーニ の「協奏的大二重奏曲 Op. 52」、15分ほどの小品だが、実に”伸びやか”で”健康的”な楽曲だ。
(kirakuossan)
投稿日:2012/02/05
ポール・ドレンヌ(本名ルネ・ブーヴィエ:ブルゴーニュのドメーヌのような名前!)によるフォーレの歌曲集。それこそ上質な赤ワインのような美声がまとめて楽しめるのがうれしい限りです。建築の勉強の傍ら声楽を学び、ナディア・ブーランジュに見いだされます。1937年にはルーセルの「カロリーヌ伯母さんの遺言」でオペラコミークにデビューしています。R・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」フランス初演にも出演しているそうです。1940年に一時占領ドイツ軍により刑務所に収監されますが釈放。オペラコミークではアンリ・ソゲが作品を提供するなど主要なテナーのタイトルロールを演じています。ラジオコンサート、後進の指導に積極的に当たりました。
(tarosa)
投稿日:2012/02/05
このアルバムではガロワと瀬尾和紀さんの師弟コンビがまさに息の合ったフルート二重奏を繰り広げ、聴きどころが満載です。「米国国歌」や「アルプス一万尺」が登場する「アメリカの主題による二重奏曲」が楽しさでは一番かもしれません。しかし、最後のニ短調協奏曲がランパル、アドリアンの同じく師弟コンビによる名演奏と甲乙つけがたい出来栄えで満足度では一番です。なお、2曲目の「ハンガリー田園幻想曲」は日本では有名ですが、海外ではそれほどでもないようで、著名なフルート奏者が日本に来て演奏するために楽譜を探したなんてこともあったようです。
(Tossy)
投稿日:2012/02/05
ベートーヴェンとも親交の深かった宮廷ヴァイオリニストのフランツ・ペシンガーはウィーンの作曲家で編曲者としても著名な楽人。アンサンブルのコントラステ・ケルンは1999年にヴァイオリンのシルヴィー・クラウスによって設立され2002年からヴィオラのクリスティアン・グーセスとチェロのヴェルナー・マツケの弦楽三重奏団として各国の音楽祭でも活躍。本アルバムは受賞ディスクです。
(2 カルロス)
投稿日:2012/02/03
コルンゴルト/ヴァイオリン協奏曲を聴く。このソリストの美点がよく表れた演奏で、曲の情感と奏者のテクニック双方を楽しめる。演奏終了後の拍手でライブ録音と知り仰天。それほどの完成度だった。
(room♭)
投稿日:2012/02/03
吉松隆の交響曲第2番はアジア的音響、西洋的和声、そしてラテン的なリズムまで、グローバルな音楽の要素が多彩に入り混じりつつ沈思から高揚に至るまで現代的な感覚で心地よく聞かせます。ヴィラ=ロボスの協奏曲を想起させる(でもずっと壮大かつ華やかにした感じの)ギター協奏曲も色鮮やかかつ抒情的でで秀逸です。「哀歌」も多彩な陰影が美しいと思います。
(sammy)
投稿日:2012/02/02
これを見るまで、メンデルゾーンの八重奏曲に別版があるとは知りませんでした。まず気がつくのは、第1楽章が、一般的な演奏よりも2分近く長いこと。そして第4楽章がPrestoでないことです。実際聴いてみても、第1楽章、第4楽章とも展開部に短調の部分が多いと思いました。また、演奏が理由か楽譜が理由かは分かりませんが、一般的な演奏よりも、ややレガートが強調されている様に思えました。百聞は一見(この場合は一聴か)にしかず、まず聴いてみてください。きっと新たな発見があることでしょう。
(windowsider)
投稿日:2012/02/02
第9番「新世界より」とは又ちがった旋律の美しさで広く愛されている第8番ト長調はドヴォルザークが48才の秋の作品で、初演は翌年1890/2/2にドヴォルザークの指揮によりプラハで行われました。名曲だけに推薦盤も目白押しですが、ここではサー・ロジャー・ノリントンの指揮によるシュトゥットガルト放送交響楽団の2010年リーダー・ホールでのライヴ録音で、第7番ニ短調と併せてどうぞ。
(2 カルロス)
投稿日:2012/02/02
NMLに新規参加したレーベル「Live Classics」から。このレーベルは、名ヴァイオリニスト、オレグ・カガンの未亡人ナターリヤ・グートマンによって設立されたレーベル。音源はカガンのものが中心ですが、著名なロシア人演奏家の音源もリリースしており、高い評価を得ています。中でもリヒテルとの室内楽には注目すべき名盤がそろっています。このアルバムにはカガンのソロによるシューベルトとメンデルスゾーンに加え、妻でありチェリストであるグートマンとのブラームスを収録しています。名匠の芸術をたっぷりと堪能してください。
(yasu)
投稿日:2012/02/02
交響曲第1番ハ短調Op.11は夭折のメンデルスゾーンが15才のときの作品ですが、さすがは早熟の天才だけに短期間に作り上げたものとは思えない作品に仕上がっていて、同収の30才のOp.95や24才の傑作Op.90と並べてもいささかの遜色もなく新鮮そのもの。初演は1827/2/1ヨハン・クリスティアン・シュルツの指揮でライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によって行われました。
(2 カルロス)
投稿日:2012/02/01
吉田秀和さんのディスク再説に出てきた演奏です。確かに先生の表現されるように軽快敏捷な響きで、気持ちが楽になります。それにつけても本を読みながら気軽にその演奏や曲目にアクセスできるNAXOS MUSIC LIBRARYの利便性に深い感謝の念を捧げずにはいられません。いままでは本当に面倒なものだったのに。
(RYUICHI)
投稿日:2012/02/01