ホーム > アルバム > 555379-2 ヴィヴァルディ:ピゼンデルのためのヴァイオリン協奏曲集(グリエルモ/ラルテ・デラルコ)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
555379-2
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
協奏曲
作曲家
アントニオ・ヴィヴァルディ Antonio Vivaldi
アーティスト
フェデリコ・グリエルモ Federico Guglielmo , ラルテ・デラルコ Arte dell'Arco, L'

ヴィヴァルディ:ピゼンデルのためのヴァイオリン協奏曲集(グリエルモ/ラルテ・デラルコ)

VIVALDI, A.: Violin Concertos, RV 205, 237, 314a, 328, 340 (Per Pisendel) (Guglielmo, L'Arte dell'Arco)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/555379-2

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アントニオ・ヴィヴァルディ - Antonio Vivaldi (1678-1741)

**:**
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 RV 237

Violin Concerto in D Minor, RV 237

録音: 1-3 September 2021, Abbazia di S.Maria di Carceri, Italy
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10921211
**:**
»  I. Allegro
1.

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»  II. Adagio
2.

-

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»  III. Allegro
3.

-

 
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ヴァイオリン協奏曲 ト長調 RV 314a

Violin Concerto in G Major, RV 314a

録音: 1-3 September 2021, Abbazia di S.Maria di Carceri, Italy
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10922950
**:**
»  I. Allegro
4.

-

**:**
»  II. Adagio
5.

-

**:**
»  III. Allegro
6.

-

 
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ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV 189

Violin Concerto in D Major, RV 205

録音: 1-3 September 2021, Abbazia di S.Maria di Carceri, Italy
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10922951
**:**
»  I. Allegro
7.

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»  II. Largo
8.

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»  III. Allegro (cadenza by F. Guglielmo)
9.

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ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV 328

Violin Concerto in G Minor, RV 328

録音: 1-3 September 2021, Abbazia di S.Maria di Carceri, Italy
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10922952
**:**
»  I. Allegro
10.

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»  II. Largo
11.

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»  III. Allegro
12.

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ヴァイオリン協奏曲 イ長調

Violin Concerto in A Major, RV 340

録音: 1-3 September 2021, Abbazia di S.Maria di Carceri, Italy
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10922953
**:**
»  I. Allegro non troppo
13.

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»  II. Tempo di Siciliano
14.

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»  III. Allegro
15.

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このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2024/11/01
ヴィヴァルディに霊感を与えたヴァイオリン奏者といえば、最近ではアンナ・マリアやキアーラといったピエタ慈善院の女性ヴァイオリン奏者に注目が集まっていますが、もう一人忘れてはならない人物がピゼンデルでしょう。ヨハン・ゲオルグ・ピゼンデル(1687-1755) は、18世紀ヨーロッパで最高の楽団と謳われたドレスデンの宮廷楽団で、長年コンサートマスターを務めた天才ヴァイオリン奏者として知られ、あのバッハの無伴奏ヴァイオリン作品は彼を想定して書かれたとされています。1716年には、ヴェネツィアでヴィヴァルディの教えを受け、ドレスデンにヴィヴァルディの作品を持ち帰ったことでも知られています。最近では作曲家としての側面にも注目を浴び、ピゼンデルの技巧的な協奏曲やソナタ等をCDで聴けるようになりました。ヴァイオリンに対する天賦の才を持っていたピゼンデルのために、ヴィヴァルディはいくつかの作品を献呈しました。ピゼンデルがドレスデンに持ち帰ったヴィヴァルディの作品の中には、そうした作品も含まれていたようです。このCDには、ヴィヴァルディがピゼンデルのために書いたとされる技巧的なヴァイオリン協奏曲が集められています。当代随一と言われたピゼンデルの圧倒的な技巧を想定して書かれたヴァイオリン協奏曲というだけあり、各協奏曲には、様々なヴァイオリン技法が散りばめられています。特に、重音奏法や超高音でのパッセージなど、火の出るような超絶技巧が連続するニ長調の協奏曲RV 205は、その最たるものでしょう。またRV 205とRV 340の第3楽章に登場するカデンツァも聴きものです。演奏は、ラルテ・デラルコ。卓越した技巧を持つヴァイオリニスト、フェデリコ・グリエルモ率いる1994年創設のイタリアのピリオド楽器アンサンブルで、音楽学者と密接な連携を図り、最新の学説を取り入れた演奏に定評があります。主にヴェネツィアのバロック音楽を有名作品から世界初録音作品まで幅広く録音し、高く評価されています。ヴィヴァルディ作品の録音では「アンナ・マリアのための6つのヴァイオリン協奏曲」(cpo 777078)、ドレスデン宮廷での演奏を想定した管楽器を伴う「四季」(cpo 777037)などが話題を呼びました。この録音では、フェデリコ・グリエルモが、ピゼンデルもかくやという超絶技巧で、ヴィヴァルディがピゼンデルに寄せた協奏曲を一気に聴かせてくれます。グリエルモのヴァイオリンに牽引されるように推進力あるオーケストラの演奏も魅力的です。

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