ホーム > アルバム > 555625-2 ヒラー:交響曲 Op. 67/交響曲 ヘ短調(フランクフルト・ブランデンブルク州立管/グリフィス)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
555625-2
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
交響曲/管弦楽曲
作曲家
フェルディナンド・ヒラー Ferdinand Hiller
アーティスト
ハワード・グリフィス Howard Griffiths , フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団 Frankfurt Brandenburg State Orchestra

ヒラー:交響曲 Op. 67/交響曲 ヘ短調(フランクフルト・ブランデンブルク州立管/グリフィス)

HILLER, F.: Symphony, Op. 67 / Symphony in F Minor (Frankfurt Brandenburg State Orchestra, Griffiths)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/555625-2

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フェルディナンド・ヒラー - Ferdinand Hiller (1811-1885)

**:**
交響曲 ホ短調「それでも春は来るはずだ」 Op. 67

Symphony in E Minor, Op. 67, "Es muss doch Frühling werden"

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10957076
**:**
»  I. Allegro energico e con fuoco
1.

-

**:**
»  II. Adagio
2.

-

**:**
»  III. Allegro vivace
3.

-

**:**
»  IV. Finale: Allegro vivace
4.

-

 
**:**
交響曲 ヘ短調

Symphony in F Minor

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10958512
**:**
»  I. Allegro con fuoco
5.

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**:**
»  II. Capriccioso, molto vivace
6.

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**:**
»  III. Adagio non troppo
7.

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»  IV. Finale: Allegro assai
8.

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このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2024/11/01
フェルディナント・ヒラーはフランクフルトの裕福な実業家の家に生まれ、10歳からワイマールでヨハン・ネポムク・フンメルに師事しました。1829年から36年までパリで過ごした後、メンデルスゾーンと親交を結んだライプツィヒを中心に指揮者として活動しました。1850年にケルンに定住し、ケルンではギュルツェニヒ管弦楽団の指揮者を務め、ライン音楽祭を12回開催しました。彼の作品は一時期顧みられることはありませんでしたが、現在は再評価が進んでいます。ここに収録された2つの交響曲は激しくドラマティックな作風を示しています。交響曲ホ短調「それでも春は来るはずだ」はヒラーの唯一の出版された交響曲であり、最も成功した作品です。初演は1849年で、ニューヨークでも1858年に演奏されましたが、1871年のドイツ帝国統一後は忘れられてしまいました。19世紀の詩人エマヌエル・ガイベルが1841年に発表した詩「希望」からインスパイアされ、冬から春への移行が表現されています。ベートーヴェンやワーグナーの影響を受けつつも、独自の表題音楽のアプローチを試みたことを示しており、交響曲の伝統の中で重要な位置を占める作品と言えるでしょう。交響曲ヘ短調は、1832年10月に完成し、1833年12月に初演。批評家からは、第1楽章の風変わりな展開が批判されたものの、リズムが印象的な第2楽章や、牧歌的な雰囲気を持つのどかな第3楽章、ソナタ形式とロンド形式が融合した終楽章など、個性豊かな作品として仕上がっています。

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