ホーム > アルバム > 8.559897 プライス:交響曲第3番/ミシシッピ川/アメリカにおけるエチオピアの影(ウィーン放送響/ジーター)

※「選択曲を試聴」をクリックすると、各トラックの冒頭30秒のみ再生できます。

最大15分間、何度でも再生可能です。
NMLに収録されている全タイトルを時間制限なく楽しむためには、こちらから会員登録をしてください。

レーベル

アルバム情報

カタログ番号
8.559897
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
交響曲/管弦楽曲
作曲家
フローレンス・ベアトリス・プライス Florence Beatrice Price
アーティスト
ウィーン放送交響楽団 ORF Vienna Radio Symphony Orchestra , ジョン・ジーター John Jeter

プライス:交響曲第3番/ミシシッピ川/アメリカにおけるエチオピアの影(ウィーン放送響/ジーター)

PRICE, F.B.: Symphony No. 3 / The Mississippi River / Ethiopia's Shadow in America (ORF Vienna Radio Symphony, Jeter)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/8.559897

全トラック選択/解除

フローレンス・ベアトリス・プライス - Florence Beatrice Price (1887-1953)

**:**
交響曲第3番 ハ短調

Symphony No. 3 in C Minor

録音: 12 March 2020, Studio 6, ORF Funkhaus, Vienna, Austria
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/8916868
**:**
»  I. Andante - Allegro
1.

-

**:**
»  II. Andante ma non troppo
2.

-

**:**
»  III. Juba
3.

-

**:**
»  IV. Scherzo. Finale
4.

-

 
**:**
組曲「ミシシッピ川」

The Mississippi River

録音: 28 April 2021, Studio 6, ORF Funkhaus, Vienna, Austria
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/9244880
**:**
»  Andante (bars 1-239) -
5.

-

**:**
»  Andante con moto - Allegretto (bars 240-337) -
6.

-

**:**
»  Allegro - Andante - Adagio - Allegretto (bars 338-475) -
7.

-

**:**
»  Andante - Allegretto - Allegro (bars 476-682)
8.

-

 
**:**
アメリカのエチオピアの影

Ethiopia's Shadow in America

録音: 29 April 2021, Studio 6, ORF Funkhaus, Vienna, Austria
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/9244881
**:**
»  I. The Arrival of the Negro in America when first brought here as a slave: Introduction and Allegretto
9.

-

**:**
»  II. His Resignation and Faith: Andante
10.

-

**:**
»  III. His Adaptation, A fusion of his native and acquired impulses: Allegro
11.

-

 

このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2021/11/01
フローレンス・ベアトリス・プライスは1887年アーカンソー州リトルロック生まれ。早くから音楽の才能を発揮し、14歳でボストンの名門ニューイングランド音楽院に入学を認められました。1932年に作曲コンクールに応募した交響曲第1番が第1位を獲得。翌年6月15日に音楽監督フレデリック・ストック指揮するシカゴ交響楽団によって初演されて好評を得たことで「初の黒人女性交響曲作家」とされています。近年、あらためてその作品が評価され、演奏される機会が増えています。ここに収録された交響曲第3番は、第3楽章に南スーダン由来とされるジュバ・ダンスのスタイルを取り入れるなどアフリカ音楽の雰囲気を随所に感じさせますが、特定の民謡や伝承曲を引用することなく、プライス自身の音楽として消化・構成した独創的なものです。『ミシシッピ川』では対照的に「Deep River(深い河)」や「Go Down Moses(行け、モーセ)」などの有名なスピリチュアル(黒人霊歌)を意図的に引用。ミシシッピ川を聖書世界におけるヨルダン川にたとえ、アメリカにおける黒人たちの歴史を織り込んだ交響詩のような作品としています。『アメリカにおけるエチオピアの影』は、アメリカにおける黒人の歴史のそのものが標題になっています。収録曲を通じて歌謡性豊かな旋律と陽気なリズムが随所に聞かれ、その文化的・歴史的な意義を知らずに聴いても楽しめる一枚となっています。

このアルバムのレビューを書く

有料個人会員としてログインすると、レビューを投稿できるようになります。