ホーム > アルバム > 8.572186 ステンハンマル:セレナード/フローレスとブランセフロール/イタカ/前奏曲とブーレー(フレドリクソン/イェヴレ響/コイヴラ)

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レーベル

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アルバム情報

カタログ番号
8.572186
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
声楽曲, 交響曲/管弦楽曲
作曲家
ヴィルヘルム・ステンハンマル Wilhelm Stenhammar
作詞家
オスカル・レヴェルティン Oscar Levertin
アーティスト
イェヴレ交響楽団 Gävle Symphony Orchestra , ハンヌ・コイヴラ Hannu Koivula , カール=マグヌス・フレドリクソン Karl-Magnus Fredriksson

ステンハンマル:セレナード/フローレスとブランセフロール/イタカ/前奏曲とブーレー(フレドリクソン/イェヴレ響/コイヴラ)

STENHAMMAR, W.: Serenade / Florez och Blanzeflor / Ithaka / Prelude and Bourree (Fredriksson, Gavle Symphony, Koivula)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/8.572186

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ヴィルヘルム・ステンハンマル - Wilhelm Stenhammar (1871-1927)

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セレナード ヘ長調 Op. 31

Serenade in F Major, Op. 31

録音: 20-24 October 2008, Gavle Symphony Hall, Gavle, Sweden
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/493677
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»  I. Overtura
1.

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»  II. Canzonetta
2.

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»  III. Scherzo
3.

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»  IV. Notturno
4.

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»  V. Finale
5.

-

 
**:**
フローレスとブランセフロール Op. 3
6.

Florez och Blanzeflor, Op. 3

録音: 20-24 October 2008, Gavle Symphony Hall, Gavle, Sweden
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/561450
 
**:**
イタカ(イターキ島) Op. 21
7.

Ithaka (Ithaca), Op. 21

録音: 20-24 October 2008, Gavle Symphony Hall, Gavle, Sweden
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/561451
 
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カンタータ「歌」 Op. 44 - 間奏曲
8.

Sangen, Op. 44: Mellanspel (Interlude)

録音: 20-24 October 2008, Gavle Symphony Hall, Gavle, Sweden
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/561452
 
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前奏曲とブーレ
9.

Prelude and Bourree

録音: 20-24 October 2008, Gavle Symphony Hall, Gavle, Sweden
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/561453
 

このアルバムのレビュー

レビュアー: はやしひろし 投稿日:2010/01/02
全国のロマンティック・アダージョ・ファンの皆様、お待たせしました。 久しぶりに、心からうっとりさせてくれるアルバムの登場です。 一部に熱狂的なファンを持つステンハンマルの作品の中でも、意図的にロマンティック・アダージョ系の作品を集めた、と思われる秀逸な企画。メインのセレナードはややアグレッシブな曲ではありますが、第4曲のノットルノが期待通りの曲ですし、「フローレスとブランセフロール」の美しい主題を成すその11の音の組み合わせには奇跡を感じさせます。「前奏曲とブーレー」の前半の平和で穏やかで暖かい音楽に身も心も癒されまくり、そして圧巻は「カンタータ「歌」- 間奏曲」。こんなにも美しくも深遠な音楽がまだ存在していたとは! パソコンしていた手が思わず止まってしまいました。 この明快極まりない美しさ、甘さ、暖かさ…。 なぜかマイナーなままでいることも合わせて、私はこのステンハンマルをあえて「スウェーデンのジュゼッペ・マルトゥッチ」と呼んでしまいたい。(逆でもいいけど)  そして、コイヴラの息の長い指揮がこれまた素晴らしい。これってルーチンの言われ仕事ではなく、絶対にコイヴラがこだわって選曲し、感性のままに演奏したに違いない、って思わせるもので、他の指揮者だったら、たぶんもっとサラッとした演奏になって、私の手が止まることはなかったでしょう。 最近のNAXOSの手抜きジャケットであること(メーカー側の都合は分からなくもないですが)が残念ですが、作り手の作品に対する暖かい愛情や思いがジンと伝わってくる素晴らしいアルバムです。
レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2010/09/01
スウェーデンの作曲家、ステンハンマルの作品集です。彼はドイツで学びワーグナーの影響を受けながらも、スウェーデン民謡をモティーフとした「北欧風」の音楽を追求。後期ロマン派の重厚さを残したまま、独自の作風を確立することに成功した人です。この盤に収録された「セレナード」はちょうど自らの方向性が固まってきた頃の作品で、一度1913年に完成させたものの1919年に手直しを加え(曲の調性などを変えたり)、より透明度の高い、簡潔さと力強さを併せもつ交響的な曲となっています。他には2つの声楽を伴う作品も聴きもの。架空の島「イターキ」について歌う「イタカ」での流れるような音楽の美しさが耳に残ります。

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