ホーム > アルバム > 8.574502 サイ:ヴァイオリン協奏曲第2番/レパード/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ/弦楽四重奏曲(アイヒホルン/グロピウス・カルテット/ラリヴィエール/クワコフスキ/エッシェンバッハ)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
8.574502
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
器楽曲, 室内楽, 協奏曲
作曲家
ファジル・サイ Fazıl Say
アーティスト
フリーデマン・アイヒホルン Friedemann Eichhorn , クリストフ・エッシェンバッハ Christoph Eschenbach , グロピウス・カルテット Gropius Quartett , マチェイ・クワコフスキ Maciej Kułakowski , ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団 Konzerthausorchester Berlin , サオ・スレーズ・ラリヴィエール Sào Soulez Larivière

サイ:ヴァイオリン協奏曲第2番/レパード/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ/弦楽四重奏曲(アイヒホルン/グロピウス・カルテット/ラリヴィエール/クワコフスキ/エッシェンバッハ)

SAY, F.: Violin Concerto No. 2 / String Quartet / Sonata for Solo Violin / Leopards (Eichhorn, Gropius Quartett, Eschenbach)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/8.574502

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ファジル・サイ - Fazıl Say (1970-)

**:**
ヴァイオリン協奏曲第2番「隔離生活における春の朝」 Op. 87

Violin Concerto No. 2, Op. 87, "Karantina günlerinde bahar sabahları" (Spring Mornings in the Days of Quarantine)

録音: 12-14 September 2022, Konzerthaus Berlin, Germany
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10702324
**:**
»  I. Allegro ma non troppo
1.

-

**:**
»  II. Dance: Fast jazz swing
2.

-

**:**
»  III. Andantino tranquillo, quasi meditazione
3.

-

**:**
»  IV. Issız gökyüzü (Barren Skies): Allegro ma non troppo
4.

-

 
**:**
弦楽六重奏のための「レパード(ヒョウ)」 Op. 103

Leopards for string sextet, Op. 103

録音: 28 February 2023, Festsaal Fürstenhaus, Hochschule für Musik Franz Liszt Weimar, Germany
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10702325
**:**
»  I. Allegro assai energico, extremely rhythmical
5.

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»  II. —
6.

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無伴奏ヴァイオリン・ソナタ「ルーシェン・ギュネシュを偲んで」 Op. 92c

Sonata for Solo Violin, Op. 92c, "Ruşen Güneş Anısına" (In memoriam Ruşen Güneş)

録音: 20 November 2023, Festsaal Fürstenhaus, Hochschule für Musik Franz Liszt Weimar, Germany
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10702326
**:**
»  I. Largo espressivo
7.

-

**:**
»  II. Allegro assai, molto energico
8.

-

 
**:**
弦楽四重奏曲「離婚」 Op. 29

String Quartet, Op. 29, "Divorce"

録音: 21 November 2020, Gewehrsaal, Schloss Ettersburg, Germany
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10702327
**:**
»  I. Allegro maestoso
9.

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**:**
»  II. Andante
10.

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»  III. Presto
11.

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このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2025/04/01
ファジル・サイは、優れたピアニストとして25年以上にわたり活躍しクラシック音楽界において独自の存在感を放つだけではなく、作曲家としても精力的に活動し、交響曲からピアノ曲まで多岐に渡る110曲以上の作品と多数のアルバムを発表。その作品はどれも、自然や個人的な経験から深くインスピレーションを得ています。このアルバムには世界初録音を含む全4曲を収録。ヴァイオリン協奏曲第2番「隔離生活における春の朝」は、2020年の新型コロナウイルス感染症のロックダウン中、トルコのウルラにある自宅で作曲されました。毎朝、人のいないビーチを散歩しながら目にした日の出や朝の雰囲気がインスピレーションとなっています。第1楽章は田園的な雰囲気を持ち、第2楽章は活動的な「ジャズダンス」、第3楽章は静かな朝が描かれ、そして最終楽章は独奏ヴァイオリンによる瞑想的なエピローグで締めくくられます。独奏ヴァイオリンは、サイの長年の友人でもあるフリーデマン・アイヒホルンが担当。エッシェンバッハが指揮するベルリン・コンツェルトハウス管とともに共感溢れる演奏を聴かせます。弦楽六重奏による「レパード(ヒョウ)」は、サイが訪れたサファリでの経験に基づく曲で、ヒョウの俊敏さと力強さが描写されるとともに、自然保護の重要性にも焦点が当てられています。この曲はクロンベルク・アカデミーの委嘱作です。無伴奏ヴァイオリン・ソナタは、2020年に亡くなった彼の親友でヴィオラ奏者ルーシェン・ギュネシュに捧げられた追悼の作品。本来はヴィオラのための曲ですが、ヴァイオリン版やチェロ版も存在します。タイトル通り、深い哀悼の念を感じさせます。「離婚」と題された弦楽四重奏曲は、彼の個人的経験が反映された作品。第1楽章は不規則なリズムとジャズ風の要素を持ち、第2楽章はメランコリックで内向的、最終楽章では憎しみや対立が音楽的に表現されています。

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