ホーム > アルバム > 8.579141 ショール:幼年時代の思い出/ヴェルディアーナ(作曲家のノート 3)(ジュニエ/メローニ/キエフ・ヴィルトゥオージ管/カルディ/ライスキン)

※「選択曲を試聴」をクリックすると、各トラックの冒頭30秒のみ再生できます。

最大15分間、何度でも再生可能です。
NMLに収録されている全タイトルを時間制限なく楽しむためには、こちらから会員登録をしてください。

レーベル

アルバム情報

カタログ番号
8.579141
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
協奏曲
作曲家
アレクセイ・ショール Alexey Shor
アーティスト
マッシミリアーノ・カルディ Massimiliano Caldi , キエフ・ヴィルトゥオージ管弦楽団 Kyiv Virtuosi Orchestra , レミ・ジュニエ Rémi Geniet , ファブリツィオ・メローニ Fabrizio Meloni , ダニエル・ライスキン Daniel Raiskin

ショール:幼年時代の思い出/ヴェルディアーナ(作曲家のノート 3)(ジュニエ/メローニ/キエフ・ヴィルトゥオージ管/カルディ/ライスキン)

SHOR, A.: Composer's Notebook, Vol. 3 - Childhood Memories / Verdiana (Geniet, Meloni, Kyiv Virtuosi Orchestra, Caldi, Raiskin)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/8.579141

全トラック選択/解除

アレクセイ・ショール - Alexey Shor (1970-)

**:**
ピアノと管弦楽のための組曲第3番「幼年時代の思い出」(ピアノと弦楽オーケストラ版)

Suite for Piano and Orchestra No. 3, "Childhood Memories" (version for piano and string orchestra)

録音: 28 March 2023, Teatro Marrucino, Chieti, Italy
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10701101
**:**
»  第1曲 ホタルを追いかけて
1.

-

I. Chasing Fireflies

**:**
»  第2曲 花咲く五月
2.

-

II. Blooming May

**:**
»  第3曲 砂場
3.

-

III. Sandbox

**:**
»  第4曲 砂時計
4.

-

IV. Hourglass

**:**
»  第5曲 夏の終わりの日々
5.

-

V. Last Days of Summer

**:**
»  第6曲 純真さ
6.

-

VI. Naiveté

**:**
»  第7曲 成人
7.

-

VII. Coming of Age

**:**
»  第8曲 憂鬱
8.

-

VIII. Melancholy

**:**
»  第9曲 初恋
9.

-

IX. First Love

 
**:**
ピアノと管弦楽のための組曲第3番「幼年時代の思い出」 - アンコール「マリオネット・ワルツ」(ピアノと弦楽オーケストラ版)
10.

Suite for Piano and Orchestra No. 3, "Childhood Memories": Encore: Marionette Waltz (version for piano and string orchestra)

録音: 28 March 2023, Teatro Marrucino, Chieti, Italy
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10922159
 
**:**
ヴェルディアーナ(クラリネットと弦楽オーケストラ版)

Verdiana, Fantasy on Themes by Giuseppe Verdi (version for clarinet and string orchestra)

録音: 26 March 2023, Teatro Marrucino, Chieti, Italy
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10922160
**:**
»  第1曲 イル・サンバトーレ
11.

-

I. Il Sambatore

**:**
»  第2曲 ウン・ボッサ・イン・マスケーラ
12.

-

II. Un Bossa in maschera

**:**
»  第3曲 ドン・タンゴレット
13.

-

III. Don Tangoletto

 

このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2025/04/01
現在ニューヨークを拠点に活動するウクライナ出身のアレクセイ・ショール。彼の作品は、国際的に活躍する音楽家たちによって、多くの演奏や録音が行われています。この『作曲家のノート 第3集』にはショールの3作品を収録。「幼年時代の思い出」は、もともと14楽章で構成されていたピアノ曲を、オーケストラと共演するために9楽章の組曲にアレンジしたもの。幼少から青年、成人へと至る過程での思い出をたどりつつ心の成長も音で描く、物語的な構成です。冒頭の「ホタルを追いかけて」は、軽快なテンポと遊び心のあるやり取りが特徴で、好奇心と興奮を象徴。続く「花咲く五月」は、流れるようなメロディーと豊かなハーモニーで春の美しさを表現します。「砂場」は、活気あるリズムと鮮やかなオーケストレーションが子供の想像力を描き「砂時計」は時間の経過を象徴する内省的な雰囲気が漂います。「夏の終わりの日々」はメランコリックな雰囲気で、過ぎ去る日々への郷愁を表現。「純真さ」はシンプルなテクスチャと和声で子供時代の無邪気さを強調し「成人」ではドラマティックなクライマックスを展開。「憂鬱」は組曲の中で最も内省的な楽章となり、最後の「初恋」でロマンティックで情熱的な結末を迎えます。「マリオネット・ワルツ」 は、組曲のアンコールとして機能し、ワルツのリズムを基に親しみやすいメロディーを展開。軽やかながらも抒情的であり、聴き手の心に余韻を残します。2013年のエリザベート・コンクールでギルトブルグに次ぐ第2位となり、国際的に活躍、日本でも人気のあるレミ・ジュニエが作品にふさわしい洒落っ気と抒情味のある演奏を聴かせます。ラテンアメリカ・ツアーの際に作曲された「ヴェルディアーナ」はジュゼッペ・ヴェルディへのオマージュ作品。ヴェルディの《イル・トロヴァトーレ》《仮面舞踏会》《ドン・カルロ》《リゴレット》から有名なメロディーのいくつかを、サンバ、ボサノバ、タンゴなどのラテンスタイルにアレンジ。クラシック音楽の愛好家にも一般のリスナーにも同様にアピールする、親しみやすい作品が生まれました。かつてミラノ・スカラ座管弦楽団の首席クラリネットを務め、ヴェルディの旋律に人一倍親しんでいるメローニが歌心のあるソロを聴かせます。

このアルバムのレビューを書く

有料個人会員としてログインすると、レビューを投稿できるようになります。