ホーム > アルバム > ALPHA1110 パヌフニク/シュニトケ/シューベルト/ヴィシネグラツキー:室内楽作品集(エグザイル)(コパチンスカヤ/カメラータ・ベルン)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
ALPHA1110
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
室内楽, 協奏曲
作曲家
ウジェーヌ・イザイ Eugène Ysaÿe , イワン・ヴィシネグラツキー Ivan Wyschnegradsky , フランツ・シューベルト Franz Schubert , アルフレート・シュニトケ Alfred Schnittke , 伝承 Traditional , アンジェイ・パヌフニク Andrzej Panufnik , 不詳 Anonymous
編曲者
ジョナサン・ケレン Jonathan Keren , パトリツィア・コパチンスカヤ Patricia Kopatchinskaja
アーティスト
トーマス・カウフマン Thomas Kaufmann , カメラータ・ベルン Camerata Bern , パトリツィア・コパチンスカヤ Patricia Kopatchinskaja , ヴィタール・ジュリアン・フレイ Vital Julian Frey , ヴラド・ポペスク Vlad Popescu

パヌフニク/シュニトケ/シューベルト/ヴィシネグラツキー:室内楽作品集(エグザイル)(コパチンスカヤ/カメラータ・ベルン)

Chamber Music - PANUFNIK, A. / SCHNITTKE, A. / SCHUBERT, F. / WYSCHNEGRADSKY, I. / YSAŸE, E. (Exile)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/ALPHA1110

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不詳 - Anonymous

**:**
クギクリ(J. ケレンによる弦楽アンサンブル編)
1.

Kugikly (arr. J. Keren for string ensemble)

録音: March 2024, Kirche Diaconis, Bern, Switzerland
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10885222

アルフレート・シュニトケ - Alfred Schnittke (1934-1998)

**:**
チェロ・ソナタ第1番(M. メルケルによるチェロ、チェンバロと弦楽アンサンブル編)

Cello Sonata No. 1 (arr. M. Merker for cello, harpsichord and string ensemble)

録音: March 2024, Kirche Diaconis, Bern, Switzerland
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10887215
**:**
»  I. Largo
2.

-

**:**
»  II. Presto
3.

-

**:**
»  III. Largo
4.

-

伝承 - Traditional

**:**
灰色の羽のカッコウ
5.

Cucuşor cu pană sură (Cuckoo with Grey Feather)

録音: March 2024, Kirche Diaconis, Bern, Switzerland
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10887216

アンジェイ・パヌフニク - Andrzej Panufnik (1914-1991)

**:**
ヴァイオリン協奏曲

Violin Concerto

録音: March 2024, Kirche Diaconis, Bern, Switzerland
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10887217
**:**
»  I. Rubato
6.

-

**:**
»  II. Adagio
7.

-

**:**
»  III. Vivace
8.

-

フランツ・シューベルト - Franz Schubert (1797-1828)

**:**
5つのメヌエットと6つのトリオ D. 89 - 第3番 メヌエットと2つのトリオ ニ短調(P. コパチンスカヤによる弦楽アンサンブル編)
9.

5 Minuets and 6 Trios, D. 89: No. 3. Minuet and 2 Trios in D Minor (arr. P. Kopatchinskaja for string ensemble)

録音: March 2024, Kirche Diaconis, Bern, Switzerland
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10887218

イワン・ヴィシネグラツキー - Ivan Wyschnegradsky (1893-1979)

**:**
ミーントーンによる弦楽四重奏曲第2番 Op. 18

String Quartet No. 2 in 1/4 Tunes, Op. 18

録音: March 2024, Kirche Diaconis, Bern, Switzerland
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10887219
**:**
»  I. Allegro scherzando
10.

-

**:**
»  II. Andante
11.

-

**:**
»  III. Allegro risoluto
12.

-

ウジェーヌ・イザイ - Eugène Ysaÿe (1858-1931)

**:**
逃亡者 Op. 25
13.

Exil, Op. 25

録音: March 2024, Kirche Diaconis, Bern, Switzerland
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10887220
 

このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2024/07/01
【コパチンスカヤが深い共感を持って描く、故郷を追われた人々の音楽】パトリツィア・コパチンスカヤが、音楽監督を務めるカメラータ・ベルンとその首席チェロ奏者トーマス・カウフマンと共に、故郷を追われたあるいはやむなく去った人々をテーマに構成したアルバム。コパチンスカヤ自身、故郷モルドバは自分のなかでもはや失われており、そこに囚われていながらも既に根を下ろしておらず、自分は永遠に根無し草であると感じていることが、このプログラムの根底にあります。ウクライナとロシアに共通する民族楽器クギクリ(パンパイプ)を使用して本来演奏される伝承曲の、リズミカルながらもどこか不安を帯びた編曲版から弦楽合奏によるシュニトケのチェロ・ソナタが立ち上がり、巨大な蒸気機関を思わせる曲想へと発展していくオープニングは圧巻。コパチンスカヤが不穏な響きに乗り澄んだ声で歌うモルドバの伝承曲、故郷ポーランドで演奏を禁じられたパヌフニク、内的亡命者と呼べるシューベルト、ソヴィエトで12音と四分音による音楽に打ち込みフランスへ亡命したヴィシネグラツキーなどが続き、ラストはイザイがシンシナティ交響楽団の音楽監督を務めていた時にヴァイオリンとヴィオラの合奏のために書いた「逃亡者」を収録。鋭利な解釈と表現で作品への深い共感を刻むアルバムです。

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