ホーム > アルバム > ALPHA863 アインツ/クルヴィッツ/クリグル/スメラ:エストニアの管弦楽作品集(エストニア祝祭管/P. ヤルヴィ)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
ALPHA863
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
交響曲/管弦楽曲
作曲家
タウノ・アインツ Tauno Aints , ウロ・クリグル Ülo Krigul , トヌ・クルヴィッツ Tõnu Kõrvits , レポ・スメラ Lepo Sumera , ヘレナ・トゥルヴェ Helena Tulve
アーティスト
エストニア祝祭管弦楽団 Estonian Festival Orchestra , マーテー・スーチ Máté Szűcs , パーヴォ・ヤルヴィ Paavo Järvi , マリウス・ヤルヴィ Marius Järvi , インドレク・レイヴァテギヤ Indrek Leivategija

アインツ/クルヴィッツ/クリグル/スメラ:エストニアの管弦楽作品集(エストニア祝祭管/P. ヤルヴィ)

Orchestral Music (Estonian) - AINTS, T. / KÕRVITS, T. / KRIGUL, U. / SUMERA, L. (Estonian Premieres) (Estonian Festival Orchestra, P. Järvi)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/ALPHA863

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トヌ・クルヴィッツ - Tõnu Kõrvits (1969-)

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月の光に

To the Moonlight

録音: 19 July 2020, Pärnu Concert Hall, Estonia
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/9490807
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»  I. —
1.

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**:**
»  II. —
2.

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»  III. —
3.

-

ウロ・クリグル - Ülo Krigul (1978-)

**:**
コルダ
4.

Chordae

録音: 21 July 2013, Pärnu Concert Hall, Estonia
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/9490808

ヘレナ・トゥルヴェ - Helena Tulve (1972-)

**:**
あなたのうしろの影
5.

L'ombre derriere toi

録音: 29 July 2012, Pärnu Concert Hall, Estonia
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/9490809

タウノ・アインツ - Tauno Aints (1975-)

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序曲「エストニア」
6.

Estonia: Overture

録音: 17 July 2014, Pärnu Concert Hall, Estonia
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/9490810

ウロ・クリグル - Ülo Krigul (1978-)

**:**
ザ・ボウ
7.

The Bow

録音: 18 July 2021, Pärnu Concert Hall, Estonia
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/9490811

レポ・スメラ - Lepo Sumera (1950-2000)

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オリンピック・ミュージック I
8.

Olympic Music I

録音: 20 July 2020, Pärnu Concert Hall, Estonia
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/9490812
 

このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2022/04/01
【パーヴォ・ヤルヴィが紐解く、現代エストニアを代表する管弦楽作品の魅力】パーヴォ・ヤルヴィが生まれ故郷エストニアで開始したパルヌ音楽祭をきっかけに、2011年に創設されたエストニア祝祭管弦楽団。ALPHAからの3枚目のアルバムは、エストニアを代表する5人の作曲家の作品集です。詩的かつ情景的な作風で知られるトヌ・クルヴィッツが、世界的パンデミックで人々が孤独にさらされた2020年、パーヴォ・ヤルヴィに献呈した「To The Moonlight」は「管弦楽のための3つのブルース」の副題を持ち、ブルースのイディオムを用いつつ、困難の時代を生きる人々の心情を表し、またこれに寄り添う美しさを湛えた作品となっています。管弦楽作品からエレクトロニクス、映画音楽などでも知られるウロ・クリグルによる「Chordae」は元々古代ギリシャ語とラテン語から取った表題に、「和音」、楽器の「弦」、「同意」など様々な言語に引っかけた意味を含ませており、多くの音が重なり合って作られる様々な和音やリズムが次々と現れるドラマティックな作品。また「The Bow」も、「お辞儀」や楽器の「弓」など様々な意味を含むタイトルを持つ力強く美しい作品。いずれもパーヴォ・ヤルヴィに捧げられています。グレゴリオ聖歌や東洋音楽から影響を受けているエレナ・トゥルヴェによる「L’ombre derriere toi」は、3つのヴィオラ・ダ・ガンバと弦楽のために書かれた作品で、ここではヴィオラと2つのチェロがソロをとって演奏されます。オペラなど舞台作品が有名なタウノ・アインツの「序曲エストニア」は、2012年にエストニアの詩人ジャン・ペクの「Mu isamaa(我が祖国)」に作曲した際に、その詩から受けた印象を管弦楽で表現したというもの。エストニアで最も重要な交響曲作曲家とされるレポ・スメラによる「オリンピック・ミュージック I」は、1980年モスクワ・オリンピックの際、タリンで開催されたヨット・レースのオープニングのために作曲されました。いずれも調性的で聴きやすいながらも刺激的な作品で、まだまだ知られざるエストニア音楽界の奥深さを教えてくれるアルバムです。

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