ホーム > アルバム > BSOrec0002 ベートーヴェン:交響曲第2番/ディーン:テスタメント(管弦楽版)(バイエルン国立管/V. ユロフスキ)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
BSOrec0002
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
交響曲/管弦楽曲
作曲家
ブレット・ディーン Brett Dean , ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven
アーティスト
バイエルン国立管弦楽団 Bavarian State Orchestra , ウラディーミル・ユロフスキ Vladimir Jurowski

ベートーヴェン:交響曲第2番/ディーン:テスタメント(管弦楽版)(バイエルン国立管/V. ユロフスキ)

BEETHOVEN, L. van: Symphony No. 2 / DEAN, B.: Testament (version for orchestra) (Bavarian State Orchestra, V. Jurowski)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/BSOrec0002

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ブレット・ディーン - Brett Dean (1961-)

**:**
テスタメント(管弦楽版)
1.

Testament (version for orchestra)

録音: 5-6 October 2020, National Theatre, Munich, Germany
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/9525986

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)

**:**
交響曲第2番 ニ長調 Op. 36

Symphony No. 2 in D Major, Op. 36

録音: 5-6 October 2020, National Theatre, Munich, Germany
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/9525987
**:**
»  I. Adagio molto - Allegro con brio
2.

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**:**
»  II. Larghetto
3.

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**:**
»  III. Scherzo: Allegro
4.

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**:**
»  IV. Allegro molto
5.

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このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2022/05/01
【バイエルン国立歌劇場自主レーベルBSOrec CD第2弾!】「ベートーヴェンはこの交響曲において古典派時代のオーケストラが持っていた表現力を極限まで引き出している。それぞれの楽器に挑戦的な実験をしかけ、自らの運命に対する内なる闘争を音に託して描いているのだ」--ウラディミール・ユロフスキ(原盤解説より抄訳)2021年にスタートしたバイエルン国立歌劇場の自主レーベルBSOrecから待望の第2弾CDが登場。2021/22シーズンから劇場の音楽総監督兼オーケストラの首席指揮者に就任したウラディーミル・ユロフスキとの初録音という点でも注目です。バイエルン国立歌劇場は、新型コロナ感染症の拡大に伴い2020年3月からロックダウンされていましたが、ここに録音されている2020年10月のコンサートは劇場再開後、最初のアカデミー・コンサート(バイエルン国立管の定期演奏会)。演奏者にも聴衆にも特別な思いがあったことでしょう。プログラム冒頭はブレット・ディーンのテスタメント(管弦楽版)で、この「テスタメント」とはベートーヴェンが書いた「ハイリゲンシュタットの遺書」のこと。ディーンは遺書の内容に加えてその筆跡や筆圧などに刺激を受け、湧き上がる創造力と苦悩とのせめぎ合いを思わせるエネルギーに満ちた音楽を作曲しました。随所にベートーヴェン作品(ラズモフスキー第1番など)が引用されています。オリジナルは12人のヴィオラ奏者のための作品でしたが、ここでは管弦楽用に編曲されたものが演奏されています。ユロフスキが組み合わせたのは「ハイリゲンシュタットの遺書」と同時期に描かれた交響曲第2番。「遺書」の凄絶な内容に反して、苦悩の陰の薄い晴朗な音楽と見られがちな作品において、ユロフスキは極めて力強くダイナミックな解釈を繰り広げています。ユロフスキは早くからベートーヴェンに多面的に取り組んでおり、エイジ・オヴ・インライントゥンメント管との演奏ではピリオド楽器の奏法と発想を研究し、ベルリン放送響とはマーラー編曲版をとりあげています。ベートーヴェンのオーケストラ・スコアの持つ可能性について研究と実践を重ねてきたユロフスキらしい、細部まで精緻かつ力強くて激しい音楽となっています。バイエルン国立歌劇場は、17世紀に創設されたバイエルン選帝侯の宮廷歌劇場を起源とし、モーツァルトやワーグナーの歌劇を初演した歴史を持つドイツを代表する名門歌劇場。ハンス・フォン・ビューロー、ブルーノ・ワルター、ハンス・クナッパーツブッシュ、ゲオルグ・ショルティ、クレメンス・クラウス、ルドルフ・ケンペ、ヨーゼフ・カイルベルト、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、キリル・ペトレンコ…といった音楽史上屈指の名指揮者を音楽監督に迎え、錚々たる名歌手たちと築いて来た栄光の歴史を誇ります。既発盤2019/20シーズンまで音楽総監督を務めたキリル・ペトレンコと歌劇場管弦楽団によるマーラー: 交響曲第7番「夜の歌」 NYCX-10223(国内仕様盤)【CD】/BSOREC0001(輸入盤)【CD】第2弾として同じくキリル・ペトレンコ指揮、ヨナス・カウフマン他によるコルンゴルトの歌劇《死の都》 (NYDX-50158(国内仕様盤)【BD】/BSOREC2001(輸入盤)【BD】/BSOREC1001(輸入盤)【DVD】第3弾はコルネウス・マイスター指揮、バーバラ・ハンニガンらによるハンス・アブラハムセン:歌劇《雪の女王》(英語版) (NYDX-50198(国内仕様盤)【BD】/BSOREC2002(輸入盤)【BD】/BSOREC1002(輸入盤)【DVD】*バイエルン選帝侯の宮廷歌劇場のオーケストラは、オペラとは別の表現の場を求め、1811年に「音楽アカデミー」の名のもとにシンフォニー・コンサートを開始。バイエルン国立管弦楽団の定期公演が「アカデミー・コンサート」と呼ばれるのはこれに由来し、オーケストラならではの表現の可能性と喜びを献身的に求める楽団の伝統は、一期一会の熱気と集中力に富んだ演奏会に結実しています。あのカルロス・クライバーがこの楽団に好んで客演したことでも知られます。

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