ホーム > アルバム > C5437 カプースチン:ピアノ協奏曲第4番/ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲(デュプレー/ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管/スカリオーン)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
C5437
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
交響曲/管弦楽曲, 協奏曲
作曲家
ニコライ・カプースチン Nicolai Kapustin
アーティスト
マインハルト・イェンネ Meinhard Jenne , ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団 Württemberg Chamber Orchestra of Heilbronn , ケース・スカリオーン Case Scaglione , フランク・デュプレー Frank Dupree , ロザンネ・フィリッペンス Rosanne Philippens

カプースチン:ピアノ協奏曲第4番/ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲(デュプレー/ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管/スカリオーン)

KAPUSTIN, N.: Piano Concerto No. 4 / Concerto for Violin, Piano and Strings (Dupree, Württemberg Chamber Orchestra of Heilbronn, C. Scaglione)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/C5437

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ニコライ・カプースチン - Nicolai Kapustin (1937-2020)

**:**
ピアノ協奏曲第4番 Op. 56
1.

Piano Concerto No. 4, Op. 56

録音: 26-31 October 2020, Sulmtalhalle, Erlenbach, Germany
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/8857706
 
**:**
ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲 Op. 105

Concerto for Violin, Piano and String Orchestra, Op. 105

録音: 26-31 October 2020, Sulmtalhalle, Erlenbach, Germany
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/8857707
**:**
»  I. Allegro non troppo
2.

-

**:**
»  II. Largo
3.

-

**:**
»  III. Allegretto
4.

-

 
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室内交響曲 Op. 57

Chamber Symphony, Op. 57

録音: 3-4 December 2020, Harmonie, Heilbronn, Germany
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/8857708
**:**
»  I. Largo - Allegro con brio - Allegretto
5.

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»  II. Grave
6.

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»  III. Toccata (Vivo)
7.

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このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2021/07/01
「私たちの生活はジャズの即興演奏のようなものです。常に自発的で、常に瞬間的で、常に自由でなければなりません。」 (ニコライ・カプースチン)クラシックの作曲家としてだけではなく、シンフォニック・ジャズの作曲家としても知られるニコライ・カプースチンは、しばしば「ガーシュウィンの服を着たロシア人」と呼ばれます。彼の作品のほとんどはジャズの影響を受けており、その作風はバッハからプロコフィエフ、ストラヴィンスキーまでの伝統的な要素をジャズのスタイルに融合させた独自のものです。生涯に160曲を超える作品を残しましたが、作曲家として認められたのは21世紀近くになってからのこと。カプースチン自身は脚光を浴びることは望んでおらず、世間の目から遠く離れたアパートで作品を書いているときが一番幸せだったそうです。このアルバムに含まれる3つの作品も、どれもジャズのテイストを持ち、とりわけピアノ協奏曲では高度なテクニックを駆使した華麗な旋律が溢れていますが、実は音の全てが譜面に記されており、インプロヴィゼーションの入る余地はありません。ここでは、もともとジャズのパーカッションを学び、ピアニストに転向した経歴を持つフランク・デュプレーによる、鋭敏なリズム感に支えられた見事な演奏を楽しめます。他にも妖艶なヴァイオリンの旋律と溶け合うピアノの音色が魅力的なヴァイオリン協奏曲、ハイテンションのパーカッションが全体を支える室内交響曲が収録されており、カプースチンの持ち味がじっくり堪能できる1枚です。

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