ホーム > アルバム > C8082 ブルックナー:交響曲第0番(ノヴァーク版)(リンツ・ブルックナー管/ポシュナー)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
C8082
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
交響曲/管弦楽曲
作曲家
アントン・ブルックナー Anton Bruckner
アーティスト
マルクス・ポシュナー Markus Poschner , リンツ・ブルックナー管弦楽団 Linz Bruckner Orchestra

ブルックナー:交響曲第0番(ノヴァーク版)(リンツ・ブルックナー管/ポシュナー)

BRUCKNER, A.: Symphony No. 0 (ed. L. Nowak) (Complete Symphony Versions Edition, Vol. 3) (Linz Bruckner Orchestra, M. Poschner)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/C8082

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アントン・ブルックナー - Anton Bruckner (1824-1896)

**:**
交響曲第0番 ニ短調 WAB 100 (ノヴァーク版)

Symphony No. 0 in D Minor, WAB 100, "Nullte" (ed. L. Nowak)

録音: 22-24 February 2021, Musiktheater, Rehersal Hall, Linz, Austria
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/9231537
**:**
»  I. Allegro
1.

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»  II. Andante
2.

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»  III. Scherzo: Presto - Trio: Langsamer und ruhiger
3.

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»  IV. Finale: Moderato
4.

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このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2021/12/01
2024年はブルックナーの生誕200年。これを記念してブルックナーのすべての交響曲のすべての稿(バージョン)を録音しようという企画 「#bruckner2024」の第3弾の登場です。 今回は通称「第0番」と呼ばれる交響曲ニ短調が取り上げられています。この曲は第1番より後の1869年頃に完成されましたが、1895年にブルックナーが自作を整理した際に「Die Nullte(無効)」と書き込んで番号を与えませんでした。しかし、ブルックナーは楽譜を処分することなく残します。ブルックナー学者のホークショーは原盤解説書で「ブルックナーはこの作品の価値判断を後世に委ねたのではないか」と書いています。実際この曲は、初期作品ながらブルックナーらしい構成を備え、金管の強奏や木管の印象的なソロ、コラール風の旋律や民俗舞曲風のリズムなど、彼の交響曲の特色を多く持っています。 ポシュナーは今回も速めのテンポを基調としつつ、緩急・強弱の幅を大きく取りメリハリのある音楽に仕上げています。 様々な旋律が交錯する第1楽章、アダージョではなくアンダンテの美感を備えた第2楽章、力強く重厚なスケルツォと思い切りテンポを落とした幻想的なトリオの対比が印象に残る第3楽章、そして劇的で雄大な最終楽章と聞きどころも満載。使用楽譜はノーヴァク版ですが、今回も演奏に際しては緻密な読み直しが行われたことが推察されます。  

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