ホーム > アルバム > CKD721 モーツァルト:ミサ曲第18番「大ミサ曲」(C. ケンメによる補筆版)/C.P.E. バッハ:聖なるかな、万軍の主なる神(ダニーデン・コンソート/バット)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
CKD721
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
合唱曲(宗教曲)
作曲家
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ Carl Philipp Emanuel Bach , ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart
作詞家
旧約聖書 Bible - Old Testament , ミサ典礼文 Mass Text
編曲者
クレメンス・ケンメ Clemens Kemme
アーティスト
ルーシー・クロウ Lucy Crowe , ダニーデン・コンソート合唱団 Dunedin Consort Chorus , ダニーデン・コンソート Dunedin Consort , ジェス・ダンディ Jess Dandy , ロバート・デイヴィス Robert Davies , アンナ・デニス Anna Dennis , ジョン・バット John Butt , ニコラス・マルロイ Nicholas Mulroy

モーツァルト:ミサ曲第18番「大ミサ曲」(C. ケンメによる補筆版)/C.P.E. バッハ:聖なるかな、万軍の主なる神(ダニーデン・コンソート/バット)

MOZART, W.A.: Mass No. 18, "Great" (reconstructed by C. Kemme) / BACH, C.P.E.: Heilig (Dunedin Consort, Butt)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/CKD721

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ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)

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ミサ曲第18番 ハ短調「大ミサ曲」 K. 427 (C. ケンメによる補筆版)

Mass No. 18 in C Minor, K. 427, "Great" (reconstructed by C. Kemme)

録音: 20-23 September 2022, Perth Concert Hall, UK
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10271471
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»  Kyrie (Soprano, Chorus)
1.

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»  Gloria: Gloria (Chorus)
2.

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»  Gloria: Laudamus te (Alto)
3.

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»  Gloria: Gratias (Chorus)
4.

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»  Gloria: Domine (Soprano, Alto)
5.

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»  Gloria: Qui tollis (Chorus)
6.

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»  Gloria: Quoniam (Soprano, Alto, Tenor)
7.

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»  Gloria: Jesu Christe - Cum Santo Spiritu (Chorus)
8.

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»  Credo: Credo in unum Deum (Chorus)
9.

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»  Credo: Et incarnatus est (Soprano)
10.

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»  Sanctus (Chorus)
11.

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»  Benedictus (Soprano, Alto, Tenor, Bass, Chorus)
12.

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カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ - Carl Philipp Emanuel Bach (1714-1788)

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聖なるかな、万軍の主なる神 Wq. 217, H. 778
13.

Heilig, Wq. 217, H. 778

録音: 20-23 September 2022, Perth Concert Hall, UK
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10271472
 

このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2023/06/01
【ダニーデン・コンソートとジョン・バットが描く、校訂・補筆を経たモーツァルト未完の傑作】18世紀当時のモデルの楽器と演奏様式を徹底追求、バッハやヘンデルの大作声楽曲などでユニークな演奏解釈を送り出してきたダニーデン・コンソートが、古典派の未完大作を録音、同じく二重合唱を活かしたC.P.E.バッハ晩年の充実作と共に一つのアルバムにまとめました。モーツァルトが結婚式を挙げるためザルツブルクに一時帰郷した1783年に作曲したものの未完に終わったハ短調ミサ曲K. 427は、20世紀以降ランドン(1956)、バイヤー(1989)、モンダー(1990)、レヴィン(2005)など数々の音楽学者により校訂・補筆がなされましたが、ここではブライトコップフ&ヘルテル社から2018年に刊行されたオランダの音楽学者クレメンス・ケンメによる補筆が採用されています。ケンメは2012年にも同曲の補筆を行っていますが(SONYにペーター・ダイクストラ指揮の録音あり)、ここではより作品の特徴に沿ってオーケストラ・パートを改定、トランペットやティンパニも存在感ある立ち回りを見せる一方、二重合唱の割り振りも18世紀の教会音楽の例をよく踏まえた構成にしています。先行録音はあるものの、コンパクトな編成で楽譜の特徴をよく伝えるダニーデン・コンソートの解釈は、2023年8月6日のBBCプロムスでも演奏、放送もされ大きな反響を呼びました。同日のプログラム前半でも演奏されたC.P.E.バッハ晩年の合唱曲「聖なるかな」は、ミサのサンクトゥスの章をラテン語ではなくドイツ語で、出典である新約聖書の羊飼いへのお告げの場面を生々しく描写するよう仕上げた音楽。こちらも短いながら金管・打楽器が二重合唱を効果的に盛り上げ、声楽・器楽パートの精妙な解釈と相俟ってC.P.E.バッハ特有の書法が大いに迫力を発揮します。両作曲家の異同にも気づかされる刺激的な新録音です。

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