ホーム > アルバム > MECO-1083 NDストーリー(鬼怒無月/鈴木大介)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
MECO-1083
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
クロスオーバー
作曲家
鬼怒無月 Natsuki Kido , 鈴木大介 Daisuke Suzuki
アーティスト
ザ・デュオ Duo, The

NDストーリー(鬼怒無月/鈴木大介)

DUO (THE): ND Story

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/MECO-1083

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鈴木大介 - Daisuke Suzuki (1970-)

**:**
汀(みぎわ)の花
1.

Migiwa no hana

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10846948

鬼怒無月 - Natsuki Kido (1964-)

**:**
ザ・サン
2.

The Sun

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10851412

鈴木大介 - Daisuke Suzuki (1970-)

**:**
歌の島
3.

The Island of the Air

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10851413
 
**:**
ウェンズデイ・ウェイリング
4.

Wednesday Wailing

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10851414

鬼怒無月 - Natsuki Kido (1964-)

**:**
太陽を呼ぶ声
5.

Voice of Calling Sun

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10851415

鈴木大介 - Daisuke Suzuki (1970-)

**:**
ショーン
6.

Sean

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10851416
 
**:**
ニーナ
7.

NINA

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10851417

鬼怒無月 - Natsuki Kido (1964-)

**:**
絵画
8.

Tableau

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10851418
 
**:**
ふた通りの秋
9.

Two Autumn

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10851419
 
**:**
ハッピー・バスタード
10.

Happy Busterd

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10851420

鈴木大介 - Daisuke Suzuki (1970-)

**:**
アブリル
11.

Abril

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10851421
 
**:**
メイ・ユー・スーン・ビー・フリー
12.

May You Soon Be Free

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10851422

鬼怒無月 - Natsuki Kido (1964-)

**:**
ブレスト
13.

Blessed

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10851423

鈴木大介 - Daisuke Suzuki (1970-)

**:**
メラネシアン・サンズ
14.

The Melanesian Sands

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10851424
 
**:**
ケイトへの手紙
15.

Letter to Kate

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https://ml.naxos.jp/work/10851425
 

このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2024/06/01
“ロック&ジャズ”ルーツの鬼怒無月と、“クラシック&現代音楽”ルーツの鈴木大介による究極の化学反応。The DUO結成17年の集大成を問う15の果実。The DUO、活動を始めてからなんともう17年の年月が流れている。実はThe DUOはある種、企画先行で生まれたユニットで、結成当初はJazz、Rock、童謡、唱歌のカバーをレパートリーの中心として、さらにはピアソラのタンゴ組曲までありとあらゆるジャンルの曲を演奏していたのだが、次第に自分たちのオリジナル曲を演奏するようになる。数枚のアルバムを作り、数々のライブをこなし、お互いのギターや音楽に関する知識を交換し吸収し合う内に、いつの間にか僕らの体の中にはまさに鬼怒無月、鈴木大介という2人でしかあり得ないアンサンブルの技術と独特の音楽の価値観が蓄積されてきていた。私、鬼怒無月はやはり70年代のブリティッシュロックとハードジャズロックをルーツに持つギタリストで自分の作る曲の発想の根源はどこまで行ってもそこにあり、そこに自分が今までの人生で関わってきた様々なジャンルの音楽のエッセンスを振り掛けて、まだ人が聞いたことの無い音を1音でも作ることが出来ればと奮闘している。対する鈴木大介はルーツであるクラシック、現代音楽、そして少年時代から聞いてきたJazz、Rockから得たであろうメロディーセンスに、自身の探究心と彼の底抜けの明るさからきた一筋縄ではいかないハーモニーセンスを組み合わせ、美しくも摩訶不思議な曲を生み出す。そしてお互いの曲を演奏する時にいかに相手の曲にリスペクトを持って自分の刻印を残すのか、経験と知識と音楽愛と少しの悪戯心を持って演奏することによって、それぞれの曲は紛れもないThe DUOの音楽となる。ピュアな音楽愛と冒険心、探究心に溢れたこのアルバムをたくさんの人に聴いていただきたいです。2024年10月 鬼怒無月2007年頃のこと。僕の周囲で折にふれて助言をくださっていたプロデューサーたちのうちの複数人が口を揃えて「大介君は鬼怒君と一緒に弾いてみたら良いのではないか」と、共演の機会を作ってくださり、“The DUO”という名実ともに鷹揚なユニットは結成されました。現代音楽とクラシックの活動を中心にしていた僕が特殊なイベントや番組などでジャズやタンゴなどの異なるカテゴリーの人たちとセッションすることはありましたが、常設ユニットでのアドリブ・フレーズの応酬に身を投じるのは周囲からは無謀に見えたかもしれません。しかしパートナーとしてお会いした鬼怒無月さんは名前の感じ(漢字?)から想像される通りの凄まじいプレイと想像だにできない優しく面倒見の良いお人柄で、生意気ブンブンだった僕をそれは見事にセッションとライブの日常へと導いてくださったのです。定期的な録音、当初は毎年行っていた主に西日本へのツアー、数えきれない本番、長い年月が過ぎるうちに、互いに相手のプレイを読み合い、ゲーム運びをサポートし合うような演奏と作品が生まれるようになりました。まったく真逆の個性を持った鬼怒さんとの出会いとケミストリーの熟成が僕の人生に起こしてくれた想定外の素敵なサプライズは、今に至るまで日々スパークしながらTheDUOを聴いてくださっている皆さんと僕たちの生活に予期せぬ豊饒な彩りをもたらしてくれているのではないかと思います。そしてこれまでのすべてが結実した“今日の収穫”がこのアルバムです。ここでは、The DUO初のホール録音となる書き下ろし作品を含む15のオリジナル作品が、17年の入念な準備と即興演奏の一瞬の閃きによって記録されています。2024年10月 鈴木大介

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