ホーム > アルバム > MEW2001 ジョンゲン:英雄的ソナタ/トッカータ/メヌエット=スケルツォ/5月の歌/小さな前奏曲/オルガンのための4つの小品(カスティーヨ)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
MEW2001
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
器楽曲
作曲家
ジョセフ・ジョンゲン Joseph Jongen , ヨハン・ゼバスティアン・バッハ Johann Sebastian Bach
アーティスト
シンディ・カスティーヨ Cindy Castillo

ジョンゲン:英雄的ソナタ/トッカータ/メヌエット=スケルツォ/5月の歌/小さな前奏曲/オルガンのための4つの小品(カスティーヨ)

JONGEN, J.: Sonata eroïca / Toccata / Menuet-scherzo / Chant de May / Petit prélude / 4 Pieces for Organ (Castillo)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/MEW2001

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ジョセフ・ジョンゲン - Joseph Jongen (1873-1953)

**:**
トッカータ Op. 104
1.

Toccata, Op. 104

録音: December 2020, Paleis voor Schone Kunsten, Brussel, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/8986328
 
**:**
メヌエット-スケルツォ Op. 53, No. 2
2.

Menuet-scherzo, Op. 53, No. 2

録音: December 2020, Paleis voor Schone Kunsten, Brussel, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/8987556
 
**:**
5月の歌 Op. 53, No. 1
3.

Chant de May, Op. 53, No. 1

録音: December 2020, Paleis voor Schone Kunsten, Brussel, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/8987557
 
**:**
小前奏曲
4.

Petit prélude

録音: December 2020, Paleis voor Schone Kunsten, Brussel, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/8987558

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ - Johann Sebastian Bach (1685-1750)

**:**
管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV 1068 - 第2曲 エール 「G線上のアリア」
5.

Orchestral Suite No. 3 in D major, BWV 1068: II. Air, "Air on the G String" (arr. J. Jongen for organ)

録音: December 2020, Paleis voor Schone Kunsten, Brussel, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/8987559

ジョセフ・ジョンゲン - Joseph Jongen (1873-1953)

**:**
4つの小品 Op. 37

4 Pieces for Organ, Op. 37

録音: December 2020, Paleis voor Schone Kunsten, Brussel, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/8987560
**:**
»  No. 1. Cantabile
6.

-

**:**
»  No. 2. Improvisation-Caprice
7.

-

**:**
»  No. 3. Prière
8.

-

**:**
»  No. 4. Choral
9.

-

 
**:**
英雄的ソナタ Op. 94

Sonata eroïca, Op. 94

録音: December 2020, Paleis voor Schone Kunsten, Brussel, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/8987561
**:**
»  Sonata eroica, Op. 94
10.

-

 

このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2021/09/01
【修復後・火災前に行われた奇跡の録音! ベルギー近代の隠れた人気作曲家の素顔】ブリュッセル中央駅近く、王立音楽院にほど近いパレ・デ・ボザール(Bozar)は1928年に出来た老舗ホール。アール・ヌーヴォー装飾の大家ヴィクトール・オルタによる美しい内装に彩られ、オープン2年後の1930年には立派なオルガンも設置されました。同じフランス語圏でデュプレやヴィエルヌら、交響曲などの大規模なオルガン作品で知られる巨匠たちが活躍していた頃です。この楽器は1967年に火災に遭い半世紀の沈黙を余儀なくされた末、2017年に修復され両大戦間の佇まいと響きをみごと取り戻しました。しかし今年(2021年)1月18日に再度深刻な火災に見舞われ、消火活動の放水もあり再び使用不能な状態に。その前月に辛うじて録音された本盤は、2017年の修復の成果を示す最後の記録という意味でも重要ではありますが、そこで選ばれた演目がまさに楽器と同時代を生きた巨匠、日本でも密かなファンが少なくないジョゼフ・ジョンゲンの作品集であったのは喜ばしいことと言えるでしょう。ラフマニノフやレーガーと同い年のこの作曲家は、やはり彼らと同様に晩期ロマン派の音楽作りを軸としながらも、フランス近代様式にも大きく影響されつつ独特な作風を培いましたが、自身もピアニスト=オルガニストとして活躍していたことでも有名。LP時代からオーディオ・ファンを興奮させ、日本でも折りに触れ演奏されるオルガンと管弦楽のための協奏交響曲(1926)がよく知られますが、この1曲にとどまらないジョンゲンのオルガン芸術の多面的な魅力は、歴史的会場の響きとともに丁寧に収録された同時代の楽器による当録音でこそ、その真意に近づけるのではないでしょうか。フォーレやショーソンを思わせる若き日の小品群に聴く繊細な音色表現から、20世紀フランス流儀の響きでジョンゲン特有の堅固な曲構造が彩られる「英雄的ソナタ」「トッカータ」など後期の名品までを収録。ブリュッセルを拠点に、2008/09シーズンには札幌コンサートホール専属オルガニストを務めるなど、日本を含む世界を股にかけて活躍するシンディ・カスティーヨが歴史的楽器の美音そのままに魅力を伝えます。

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