ホーム > アルバム > OC685 ブルックナー:交響曲第0番(ハンブルク・フィル/ヤング)

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レーベル

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アルバム情報

カタログ番号
OC685
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
交響曲/管弦楽曲
作曲家
アントン・ブルックナー Anton Bruckner
アーティスト
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団 Hamburg Philharmonic Orchestra , シモーネ・ヤング Simone Young

ブルックナー:交響曲第0番(ハンブルク・フィル/ヤング)

BRUCKNER, A.: Symphony No. 0, "Nullte" (Hamburg Philharmonic, S. Young)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/OC685

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アントン・ブルックナー - Anton Bruckner (1824-1896)

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交響曲第0番 ニ短調 WAB 100 (ノヴァーク版)

Symphony No. 0 in D Minor, WAB 100, "Nullte" (ed. L. Nowak)

録音: 20-21 May 2012, Laeiszhalle Hamburg, Hamburg, Germany
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/2944925
**:**
»  I. Allegro
1.

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»  II. Andante
2.

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»  III. Scherzo: Presto - Trio: Langsamer und ruhiger
3.

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»  IV. Finale: Moderato
4.

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このアルバムのレビュー

レビュアー: sammy 投稿日:2013/06/17
交響曲第1番のあとに書かれ、作曲者自身が「第2番に値しない」として、しかし捨てることもなく「第0番」としたこの作品は、不器用ながらブルックナー好きにとって魅力の詰まった作品です。ヤング/ハンブルク・フィルはいつものなだらかでよく歌われた充実した響きで、自然な伸びやかさがいかにも初期ブルックナーにピッタリの魅力的な演奏を展開していると思います。一本調子で間延びしやすいと思っていた最終楽章も急ぐことによってではなく、むしろ大らかに豊かに歌い込むことで魅力的な音楽が貫かれていて見事と思いました。
レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2013/05/01
1869年に着手されその年に完成されたと言われる、ブルックナー(1824-1896)の「第0番」。実際の完成は第1番よりも後ですが、なぜかブルックナー自身がこの曲の総譜に「0(ゼロ)」と書き込んでいることからこの番号で呼ばれています。曲が完成した際、当時ウィーン・フィルを指揮していたオットー・デッソフに感想を求めたところ、「第1主題がわからない」と言われたため、発表を取りやめてしまったというブルックナー。総譜を破棄することはなかったものの、晩年になって「試作」「無効」などの書き込みを付すことで気持ちの整理をつけたのかもしれません。初演は彼の没後である1924年。確かに堂々たる主題はわかりにくいですが、音の使い方はいかにもブルックナーらしく、また要所に現れるゲネラルパウゼ(オーケストラの楽器全てが休みとなること)などが彼らしさを主張しています。もしブルックナーが、この溌剌としたヤングの演奏を聴いたなら発表を取りやめることはなかっただろうに…と思えてなりません。

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