ホーム > アルバム > ODE1227-5 ベリオ:シンフォニア/カルモ/マドリードの夜警隊の行進(ライサネン/フィンランド放送響/リントゥ)

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アルバム情報

カタログ番号
ODE1227-5
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
声楽アンサンブル, 声楽曲, 交響曲/管弦楽曲
作曲家
ルチアーノ・ベリオ Luciano Berio , ルイジ・ボッケリーニ Luigi Boccherini
作詞家
旧約聖書 Bible - Old Testament , サアディ Saadi , 不詳 Anonymous , サミュエル・ベケット Samuel Beckett , ルチアーノ・ベリオ Luciano Berio , ホメル Homer , クロード・レヴィ=ストロース C. Levi-Strauss , Edoardo Sanguineti
編曲者
ルチアーノ・ベリオ Luciano Berio
アーティスト
ユッタ・セッピネン Jutta Seppinen , サンポ・ハーパニエミ Sampo Haapaniemi , パーヴォ・ヒヨッキ Paavo Hyokki , パシ・ヒヨッキ Pasi Hyokki , フィンランド放送交響楽団 Finnish Radio Symphony Orchestra , アニーカ・フールマン Annika Fuhrmann , シーモ・マキネン Simo Makinen , ヴィルピ・ライサネン Virpi Räisänen , ハンヌ・リントゥ Hannu Lintu , Taavi Oramo , Mirjam Solomon

ベリオ:シンフォニア/カルモ/マドリードの夜警隊の行進(ライサネン/フィンランド放送響/リントゥ)

BERIO, I.: Sinfonia / Calmo / Ritirata notturna di Madrid (Räisänen, Finnish Radio Symphony, Lintu)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/ODE1227-5

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ルイジ・ボッケリーニ - Luigi Boccherini (1743-1805)

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マドリードの夜警隊の行進
1.

Ritirata notturna di Madrid (arr. L. Berio for orchestra)

録音: January 2014, Helsinki Music Centre
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/3817332

ルチアーノ・ベリオ - Luciano Berio (1925-2003)

**:**
カルモ(メゾ・ソプラノと22の楽器版)
2.

Calmo (version for mezzo-soprano and 22 instruments)

録音: January 2014, Helsinki Music Centre
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/3817333
 
**:**
シンフォニア

Sinfonia

録音: January 2014, Helsinki Music Centre
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/3817334
**:**
»  I. —
3.

-

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»  II. O King
4.

-

**:**
»  III. In ruhig fliessender Bewegung
5.

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»  IV. —
6.

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»  V. —
7.

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このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2014/09/01
ONDINEレーベルで大活躍中の指揮者ハンヌ・リントゥ。彼は2013年までタンペレ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務め、現在はフィンランド放送交響楽団の首席指揮者を務めています。前作のメシアン「トゥーランガリラ交響曲」では、オーケストラの機能性と音響効果を存分に生かした素晴らしい演奏を繰り広げましたが、今回は、更に興味深いルチアーノ・ベリオの一連の作品の登場です。ベリオ(1925-2003)については今更説明の必要もないイタリアの現代作曲家で、様々な技法を駆使した作品を書きましたが、1950年代からは当時の妻であった歌手キャシー・バーベリアンとともに、声楽の限界を追求したことでも知られています。ボッケリーニの曲を元にした「4つの変奏」はミラノ・スカラ座の委嘱作品で、この時の劇場のオープニングナンバーの作曲を依頼されたベリオが、そのオーケストレーションの妙技を駆使して書いた変奏曲です。和声的には全く現代的なところのない、極めて愉快な音楽です。「カルモ」は彼の友人の一人、ブルーノ・マデルナの死への追悼の音楽。マデルナが愛したテキストを用いた歌曲(?)です。そして「シンフォニア」。こちらは既によく知られている作品であり、タイトルの「シンフォニア」とは交響曲の伝統ではなく、多様な声の合流という意味を持つ奇妙な作品です。一番わかりやすいのは、第3楽章におけるマーラーをはじめとした何人かの作曲家の作品の引用でしょう。様々な音楽が断片的に浮かび上がる様子は、マーラーの原曲における魚の鱗が光を反射する様にも似ています。複雑な曲ですが、聞いていてこれほど面白い作品もないかも知れません。

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