ホーム > アルバム > ODE1427-2 バツェヴィチ:ピアノ協奏曲/2台のピアノのための協奏曲/序曲(P. ヤブロンスキ/ブラウス/フィンランド放送響/コロン)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
ODE1427-2
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
交響曲/管弦楽曲, 協奏曲
作曲家
グラジナ・バツェヴィチ Grażyna Bacewicz
アーティスト
ニコラス・コロン Nicholas Collon , フィンランド放送交響楽団 Finnish Radio Symphony Orchestra , エリーザベト・ブラウス Elisabeth Brauss , ペーテル・ヤブロンスキー Peter Jablonski

バツェヴィチ:ピアノ協奏曲/2台のピアノのための協奏曲/序曲(P. ヤブロンスキ/ブラウス/フィンランド放送響/コロン)

BACEWICZ, G.: Piano Concerto / Concerto for 2 Pianos / Overture (P. Jablonski, Brauss, Finnish Radio Symphony, N. Collon)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/ODE1427-2

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グラジナ・バツェヴィチ - Grażyna Bacewicz (1909-1969)

**:**
序曲
1.

Overture

録音: December 2022, Helsinki Music Centre, Finland
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10001901
 
**:**
ピアノ協奏曲

Piano Concerto

録音: December 2022, Helsinki Music Centre, Finland
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10001969
**:**
»  I. Allegro moderato
2.

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»  II. Andante
3.

-

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»  III. Molto allegro
4.

-

 
**:**
2台のピアノのための協奏曲

Concerto for 2 Pianos

録音: December 2022, Helsinki Music Centre, Finland
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10001970
**:**
»  I. Tempo mutabile
5.

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»  II. Larghetto
6.

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»  III. Vivace
7.

-

 
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弦楽、トランペットと打楽器のための音楽

Music for Strings, Trumpets and Percussion

録音: April 2022, Helsinki Music Centre, Finland
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10001971
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»  I. Allegro
8.

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»  II. Adagio
9.

-

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»  III. Vivace
10.

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このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2023/01/01
再評価著しいバツェヴィチの協奏的作品を集めた貴重なアルバム。ニコラス・コロン指揮フィンランド放送響、ピアノにペーテル・ヤブロンスキーと、演奏家にも注目!演奏家として、作曲家として、20世紀ポーランド楽壇を席巻したグラジナ・バツェヴィチ。彼女自身が極めて優れたヴァイオリニストであったことからヴァイオリン奏者は早くから彼女の作品に注目して来ましたが、近年はクリスティアン・ツィメルマンらが演奏するようになってピアノ作品も広く注目されています。当CDはポーランドの独立回復100周年(2018年)を記念する国際文化プログラムの一環として、アダム・ミツキエヴィチ協会と共同で制作されたもので、バツェヴィチの協奏的作品を3曲収録。いずれも録音が極めて少ないものばかりで貴重です。バツェヴィチは次のような言葉を残しています。「私は[ポーランドの同世代の作曲家からは]孤立しています。なぜなら私は作品における形式を重視しているからです。もし物を乱雑に置いたり、物が積み重なっているところに石を投げたりすれば、崩れるに決まっています。同様に、音楽においても構造的な法則が必要で、自立できるようにしなければならないのです。もちろんその法則は古いものである必要は決してありません」その言葉通り、2曲の協奏曲と「弦楽、トランペットと打楽器のための音楽」はいずれも伝統的な急-緩-急の3楽章形式をとっていますが、その語法は桁外れの情熱家だったと伝えられるバツェヴィチらしく、両端楽章はエネルギッシュでヴィルトゥオーゾ的、中間楽章は沈思や深い祈りや畏怖の念を感じさせて、コントラストが鮮やかです。技術的要求は高度ですが、当盤ではソリストもオーケストラも万全の対応を見せています。冒頭に序曲を置いて一晩のコンサートのように仕上げています。

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