ホーム > アルバム > OVCL-00742 シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」(新日本フィル/太田弦)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
OVCL-00742
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
交響曲/管弦楽曲
作曲家
フランツ・シューベルト Franz Schubert
アーティスト
太田弦 Gen Ohta , 新日本フィルハーモニー交響楽団 New Japan Philharmonic Orchestra

シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」(新日本フィル/太田弦)

SCHUBERT, F.: Symphony No. 9, "Great" (New Japan Philharmonic, Gen Ohta)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/OVCL-00742

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フランツ・シューベルト - Franz Schubert (1797-1828)

**:**
交響曲第9番 ハ長調「ザ・グレート」 D. 944

Symphony No. 9 in C Major, D. 944, "Great"

録音: 17-18 July 2020, Live recording, Sumida Triphony Hall, Tokyo, Japan
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/8661325
**:**
»  I. Andante - Allegro ma non troppo
1.

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»  II. Andante con moto
2.

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»  III. Scherzo: Allegro vivace
3.

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**:**
»  IV. Allegro vivace
4.

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このアルバムのレビュー

レビュアー: さすらい人 投稿日:2021/05/30
2020年7月18日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除直後のライブ録音。当日、予定されていた上岡敏之の代役として急遽指揮棒を振ったのは、1994年生まれの26歳、2015年の東京国際音コンの指揮部門で2位に入った太田弦。奇しくもこれが彼のデビュー盤となりました。もうこの背景だけでも思いっきり応援したくなるではないですか。演奏の方は、これまで聴いた中で、最も明るくて屈託の無い演奏の一つ。コロナと言う状況のせいもあったのかもしれませんが、繰り返しを大幅に省略していることもあり、演奏時間は51分を切ると言う破格の短さです。私自身は、デイヴィスのように彫りが深く死の淵を覗き込むような凄みを見せてくる演奏が好きなので、最初聴いていて、うん?と思わないこともなかったですが、しかし、考えてみれば、シューベルト最晩年の作と言っても当の本人はまだ30歳だったのです。作曲者の頭の中で鳴り響いていた音楽は、もしかしたら案外この演奏に近かったのかもしれないなあと、聴いているうちに思い直しました。特筆すべきは、曲全体のまとまりの素晴らしさで、この曲を聴いた時にどうしても感じてしまう「尻すぼみ」感が全くありません。盛り上がりの頂点を最終楽章の終わりにきっちりと持ってきています。これって結構すごいことのように思います。ともかく最後まで聴き通してみてください。

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