ホーム > アルバム > RAM2204 鏡 Kagami ~ヴィオール小曲集~(上村かおり/ミランダ/ジルベライヒ)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
RAM2204
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
室内楽
作曲家
フランソワ・クープラン François Couperin , シャルル・ドレ Charles Dollé , ヘンリー・パーセル Henry Purcell , ヨハン・ゼバスティアン・バッハ Johann Sebastian Bach , トバイアス・ヒューム Tobias Hume , マラン・マレ Marin Marais
編曲者
坂本龍右 Ryosuke Sakamoto , 不詳 Anonymous
アーティスト
上村かおり Kaori Uemura , アリーヌ・ジルベライヒ Aline Zylberajch , リカルド・ロドリゲス・ミランダ Ricardo Rodriguez Miranda

鏡 Kagami ~ヴィオール小曲集~(上村かおり/ミランダ/ジルベライヒ)

Viola da gamba Music - BACH, J.S. / COUPERIN, F. / DOLLÉ, C. / HUME, T. / MARAIS, M. (Kagami) (Kaori Uemura, Miranda, Zylberajch)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/RAM2204

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トバイアス・ヒューム - Tobias Hume (1569-1645)

**:**
エア集 第1巻 - 良きこと、再び(2つのバス・ヴィオールとチェンバロ編)
1.

The First Part of Ayres: Good againe (arr. for 2 bass viol and harpsichord)

録音: 29 June - 2 July 2022, Église de l'Assomption, Basse-Bodeux, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10214970

マラン・マレ - Marin Marais (1656-1728)

**:**
ヴィオール曲集 第5巻 組曲第3番 ヘ長調 - 第13曲 アルペッジョによる前奏曲
2.

Pièces de viole, Book 5: Suite No. 3 in F Major: XIII. Prelude en harpegement

録音: 29 June - 2 July 2022, Église de l'Assomption, Basse-Bodeux, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10218429
 
**:**
ヴィオール曲集 第4巻 - 第22曲 気まぐれ
3.

Pièces de viole, Book 4: Suite d'un goût étranger: XXII. La Fougade

録音: 29 June - 2 July 2022, Église de l'Assomption, Basse-Bodeux, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10218430

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ - Johann Sebastian Bach (1685-1750)

**:**
ヴィオラ・ダ・ガンバ ソナタ ニ長調 BWV 1028 (抜粋)

Viola da Gamba Sonata in D Major, BWV 1028 (excerpts)

録音: 29 June - 2 July 2022, Église de l'Assomption, Basse-Bodeux, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10218431
**:**
»  I. Adagio
4.

-

**:**
»  II. Allegro
5.

-

シャルル・ドレ - Charles Dollé

**:**
ヴィオール曲集 Op. 2 - 組曲第1番 ト長調

Pieces de viole, Op. 2: Suite No. 1 in G Major

録音: 29 June - 2 July 2022, Église de l'Assomption, Basse-Bodeux, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10218432
**:**
»  I. Prelude
6.

-

**:**
»  II. Allemande, "La Mantry"
7.

-

**:**
»  III. Le Tendre Engagement
8.

-

**:**
»  IV. Rondeau, "Le Gruer"
9.

-

**:**
»  V. Sarabande
10.

-

**:**
»  VI. Fugue
11.

-

**:**
»  VII. Musette, "La Favoritte"
12.

-

**:**
»  VIII. La Badine
13.

-

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ - Johann Sebastian Bach (1685-1750)

**:**
ヴィオラ・ダ・ガンバ ソナタ ニ長調 BWV 1028 - 第3楽章 アンダンテ
14.

Viola da Gamba Sonata in D Major, BWV 1028: III. Andante

録音: 29 June - 2 July 2022, Église de l'Assomption, Basse-Bodeux, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10218433

ヘンリー・パーセル - Henry Purcell (1659-1695)

**:**
歌劇「ダイドーとイニーアス」 Z. 626 - 第3幕 ダイドーのラメント「わたしが地中に横たえられた時」(坂本龍右による2つのバス・ヴィオールとチェンバロ編)
15.

Dido and Aeneas, Z. 626, Act III: When I am laid in earth (arr. Ryosuke Sakamoto for 2 bass viol and harpsichord)

録音: 29 June - 2 July 2022, Église de l'Assomption, Basse-Bodeux, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10218434

フランソワ・クープラン - François Couperin (1668-1733)

**:**
通奏低音をともなうヴィオール曲集 組曲第2番 イ長調 - 第3曲 葬式
16.

Pièces de violes avec la basse chifrée: Suite No. 2 in A Major: III. Pompe funebre

録音: 29 June - 2 July 2022, Église de l'Assomption, Basse-Bodeux, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10218435

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ - Johann Sebastian Bach (1685-1750)

**:**
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV 971 (バス・ヴィオールとチェンバロ編)
17.

Concerto in the Italian Style in F Major, BWV 971, "Italian Concerto" (arr. for bass viol and harpsichord)

録音: 29 June - 2 July 2022, Église de l'Assomption, Basse-Bodeux, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10218436

マラン・マレ - Marin Marais (1656-1728)

**:**
ヴィオール曲集 第2巻 組曲 イ長調 - 第7曲 ファンタジー
18.

Pieces de viole, Book 2: Suite in A Major: VII. Fantaisie

録音: 29 June - 2 July 2022, Église de l'Assomption, Basse-Bodeux, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10218437
 

このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2023/06/01
【ヴィオールの名優、上村かおりのソロ第2作。人間の感情を伝える音楽の不思議へのオマージュ】日本語の固有語である「かがみ」は、「神(かみ)」が「我(が)」を囲んでいると読み解くこともできる。鏡を見ると、そこに映るのは神性に囲まれた我である、と。わたしは、音楽が内にある感情を鏡で見るように浮き上がらせ、その伴奏をしてくれることを思い、この物語のタイトルを「かがみ」とした。このCDはまた、バロック時代の作曲家たちが、音楽を、神による天地創造を映し出す鏡であるだけではなく、人間の感情を「フィグーラ」(音形の上行や下行、また跳躍、調性、フラット、シャープなど)によって表現し、「アフェクト」(特定の感情を喚起する作用)を生み出し得るものと考えていたことへのオマージュでもある。 ――上村かおり(解説より)ベルギーのブリュッセルを拠点に、リチェルカール・コンソートやレザール・フロリサン、ル・ポエム・アルモニークといった幅広い世代の第一線古楽アンサンブルで中心的なメンバーとして活躍を続けるヴィオール奏者の上村かおり。長く充実したキャリアを経て2021年に満を持してリリースされた初のソロ・アルバム『優 Yuu』(『レコード芸術』誌特選)は、ヴィオールという楽器ひとつで驚くほど豊かな世界が紡ぎ出される無伴奏作品集でしたが、今回新たに届けられたアルバムは世界中に共演者を持つフランスのチェンバロ奏者アリーン・ジルベライシュと、やはりベルギーやフランスで多忙な活躍を続けるリカルド・ロドリゲス・ミランダという頼もしい演奏仲間との室内楽。17~18世紀の英仏独さまざまな地域のヴィオール作品を自在かつ入念に配したプログラムは3幕仕立ての演劇風に編まれ、冒頭の無伴奏曲から静かに動き出すその音楽物語は起伏に富んで変幻自在、まさに数百年前のヨーロッパで、客席と親密な距離感の舞台に心を吸い寄せられるような静かな求心力に満ちています。18世紀半ばに活躍したドレの珍しい曲集やマレ、クープランなどフランス宮廷流音楽の見事な演奏もさることながら、美しい陰翳を感じさせる鍵盤の低音に続いて主旋律がヴィオールで描き出される「イタリア協奏曲」の緩徐楽章や、パーセルの傑作歌劇《ダイドーとイニーアス》の名場面から紡ぎ出された坂本龍右の編曲による思わぬ独奏など、知っていたはずの曲が思わぬ装いで登場するトラックも実に魅力的。演奏者の上村自身が書き下ろした日本語解題とともに、擦弦と撥弦の交錯に深く引き込まれるアルバムです。

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