ホーム > アルバム > RAM2304 EnSuite~グランド・ツアーの続き ~18世紀中盤のオリジナル・チェンバロで巡る音楽紀行 2 (ベルノレット)

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レーベル

アルバム情報

カタログ番号
RAM2304
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
器楽曲
作曲家
フランチェスコ・ジェミニアーニ Francesco Geminiani , ジャック・デュフリ Jacques Duphly , カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ Carl Philipp Emanuel Bach , ジョゼフ・エクトル・フィオッコ Joseph Hector Fiocco , ゲオルク・ベンダ Georg Benda
アーティスト
コルネール・ベルノレット Korneel Bernolet

EnSuite~グランド・ツアーの続き ~18世紀中盤のオリジナル・チェンバロで巡る音楽紀行 2 (ベルノレット)

Harpsichord Recital: Bernolet, Korneel - BACH, C.P.E. / BENDA, G. / DUPHLY, J. / FIOCCO, J.H. / GEMINIANI, F. (enSuite)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/RAM2304

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ジョゼフ・エクトル・フィオッコ - Joseph Hector Fiocco (1703-1741)

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24のクラヴサン曲集 Op. 1 - 組曲第1番

24 Pièces de clavecin, Op. 1: Suite No. 1 (excerpts)

録音: 30-31 January 2023, Museum Vleeshuis, Klank van de Stad, Antwerp, Belgium
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10535088
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»  IX. Adagio
1.

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»  X. Allegro
2.

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»  XI. Andante
3.

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»  XII. Vivace
4.

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カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ - Carl Philipp Emanuel Bach (1714-1788)

**:**
ソナタ ト短調 Wq. 65/17, H. 47

Keyboard Sonata in G Minor, Wq. 65/17, H. 47

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10535099
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»  I. Allegro
5.

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»  II. Adagio
6.

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»  III. Allegro assai
7.

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ゲオルク・ベンダ - Georg Benda (-1795)

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ピアノ・ソナタ第4番 ヘ長調

6 Keyboard Sonatas (1757): Sonata No. 4 in F Major

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10535100
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»  I. Allegretto assai moderato
8.

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»  II. Largo sempre piano
9.

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»  III. Presto
10.

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フランチェスコ・ジェミニアーニ - Francesco Geminiani (1687-1762)

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クラヴサン曲集(抜粋)

Pièces de clavecin (excerpts)

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10535101
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»  Tendrement in G Minor (Affettuoso)
11.

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»  Vivement in G Minor (Allegro assai)
12.

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»  Minuet in G Minor
13.

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ジャック・デュフリ - Jacques Duphly (1715-1789)

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クラヴサン曲集 第2巻(抜粋)

Pieces de clavecin, Book 2 (excerpts)

この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10535102
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»  No. 1. La Victoire
14.

-

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»  No. 2. La de Villeroy
15.

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»  No. 3. La Félix
16.

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»  No. 4. La de Vatre
17.

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このアルバムのレビュー

レビュアー: アルバム紹介(公式) 投稿日:2024/01/01
【極上の響き再び!古楽大国ベルギー発、歴史的チェンバロの美音で辿る生の18世紀】豊かな歴史遺産が息づくベルギーの古都アントウェルペンで、同市に残る18世紀の貴重なオリジナル1段鍵盤チェンバロを使って18世紀各地の鍵盤作品を辿るRameeレーベルの充実盤『グランド・ツアー』(RAM2009)に、嬉しい続編が登場。欧州各地それぞれの伝統の違いに光を当てた前作に対し、今回はブリュッセル、ハンブルク、ベルリン、パリという三つの大都市を巡りながら、古典派前夜の18世紀中盤にあって当時の二大潮流だったフランス様式とイタリア様式がどう各地の流行に浸透したかを探るプログラム。フランス語で「続き」をあらわすensuiteの語に「フランス流の組曲で」〔仏〕または「そして組曲も」〔蘭〕の表現が重なるタイトルも頷けます。ブリュッセル生まれのイタリア系作曲家フィオッコは、フランス流の表題を冠した鍵盤曲集にイタリア様式を柔軟に取り入れた作風が魅力。大バッハ次男とベンダ家の若き弟の作品は、イタリア風ソナタをドイツ流に深めた書法にロココの感傷性を滲ませた仕上がりが美しく、ロンドンでのイタリア音楽人気を甘受した後にパリ向けのフランス様式も模索したジェミニアーニ後期の鍵盤作品と好対照をみせます。イタリア様式が完全に浸透した頃のパリで活躍したデュフリの音楽は、18世紀型のチェンバロの味わいが最も映える曲作りの連続。ジェミニアーニ、デュフリなどではフランス風小品集から曲を選び、イタリア式のソナタの楽章に見立てた構成になっています。各作品の持ち味を最大限に引き出す経験豊かな名手ベルノレットの緩急自在なタッチは、チェンバロという楽器の鍵盤1段だけで驚くほど多彩な表現ができる可能性を十全に示してやみません。元バロック・ヴァイオリン奏者の技師ライナー・アルントによる的確かつ自然なエンジニアリングで、生のままの18世紀ヨーロッパの音世界をじっくりお楽しみください。

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