ホーム > アルバム > RIC448 純朴なる羊飼い～ヴィエラルーのための18世紀フランス音楽（アンサンブル・ダンギ／アンベール／ミラー）

純朴なる羊飼い～ヴィエラルーのための18世紀フランス音楽（アンサンブル・ダンギ／アンベール／ミラー）

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レーベル

Ricercar

アルバム情報

カタログ番号
RIC448
資料
ジャンル
クラシック
カテゴリ
器楽曲, 声楽曲, 室内楽
作曲家
ジャン＝パティスト・デュピュイ Jean-Baptiste Dupuits , 不詳 Anonymous , ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ Joseph Bodin de Boismortier , ルイ・ルメール Louis Lemaire , Servais Bertin , Jean-François Boüin , Monsieur Ravet
作詞家
不詳 Anonymous
アーティスト
アンサンブル・ダンギ Ensemble Danguy , アリス・アンベール Alice Humbert , トビー・ミラー Tobie Miller

純朴なる羊飼い～ヴィエラルーのための18世紀フランス音楽（アンサンブル・ダンギ／アンベール／ミラー）

BERGER INNOCENT (LE) (Ensemble Danguy, Humbert, Miller)

このページのURL
https://ml.naxos.jp/album/RIC448

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ルイ・ルメール - Louis Lemaire

**:**
カンタティユ「ラ・ミュゼット」

Cantatille, "La Musette"

録音: 19-22 October 2022, Leymen, église Saint-Léger, France
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10386011
**:**
»  Gracieusement
1.

-

**:**
»  Pour engager mon jeune cœur
2.

-

**:**
»  Aria: Sur la naissante herbette
3.

-

**:**
»  Recitative: Mirthil enchanté de sa chaîne
4.

-

**:**
»  Aria: Raisonnez ma musette
5.

-

Monsieur Ravet

**:**
第1ソナタ「田園情緒」

Ire Sonate, "La Champêtre"

録音: 19-22 October 2022, Leymen, église Saint-Léger, France
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10391317
**:**
»  I. Tendrement
6.

-

**:**
»  II. Modérément
7.

-

**:**
»  III. Menuet I-II
8.

-

**:**
»  IV. Tambourin I-II
9.

-

ジャン＝パティスト・デュピュイ - Jean-Baptiste Dupuits (-1759)

**:**
2つのヴィエル＝ヴィエラルーのための第6ソナタ

Sixième Sonate à deux vielles

録音: 19-22 October 2022, Leymen, église Saint-Léger, France
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10391318
**:**
»  I. Largo
10.

-

**:**
»  II. Premier Rondeau: Les Originaux - Second Rondeau
11.

-

**:**
»  III. 1er menuet en rondeau - 2d menuet - 3e menuet - 4e menuet
12.

-

**:**
»  IV. Allegro
13.

-

ルイ・ルメール - Louis Lemaire

**:**
カンタティユ「田園の楽しみ」

Cantatille, "Les Plaisirs champêtres"

録音: 19-22 October 2022, Leymen, église Saint-Léger, France
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10391319
**:**
»  Aria: Retentissez douces musettes
14.

-

**:**
»  Recitative: C'étoit ainsi que Daphnis à l'ombrage
15.

-

**:**
»  Aria: Dans ces agréables retraites
16.

-

Servais Bertin

**:**
リゼット、ぼくの話なんて聞いてないんだね
17.

Air pour la vielle et la musette: Tu ne m'écoutes point Lisette

録音: 19-22 October 2022, Leymen, église Saint-Léger, France
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10391320

ジャン＝パティスト・デュピュイ - Jean-Baptiste Dupuits (-1759)

**:**
二重奏の戯れ 第6組曲 - 第1エール - 第2エール
18.

Quatrième Suite d'Amusements en Duo: Premier air - Second Air

録音: 19-22 October 2022, Leymen, église Saint-Léger, France
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10391321

ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ - Joseph Bodin de Boismortier (1689-1755)

**:**
第5のお楽しみ

Cinquième Gentillesse

録音: 19-22 October 2022, Leymen, église Saint-Léger, France
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10391322
**:**
»  I. Gayement
19.

-

**:**
»  II. Gracieusement
20.

-

**:**
»  III. Gayement
21.

-

不詳 - Anonymous

**:**
純朴なる羊飼い
22.

Le Berger innocent

録音: 19-22 October 2022, Leymen, église Saint-Léger, France
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10391323

Jean-François Boüin

**:**
田園風ディヴェルティスマン第4番「スペインのフォリア」

Les Folies d'Espagne, 4e divertissement champêtre

録音: 19-22 October 2022, Leymen, église Saint-Léger, France
この作品のURL
https://ml.naxos.jp/work/10391324
**:**
»  I. Largo
23.

-

**:**
»  II. Les Folies d'Espagne
24.

-

**:**
»  III. Gavotte de l'opéra d'Amadis - 2e Gavotte
25.

-

**:**
»  IV. Menuet - Variation du Menuet
26.

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このアルバムのレビュー

レビュアー： アルバム紹介（公式） 投稿日：2023/08/01
【田園気分に浸るロココの響き、名手トビー・ミラーの真骨頂】木製の箱の端につけたハンドルで楽器内の車輪を廻し、その車輪が接する弦を擦ることで音を出す楽器ハーディガーディ。その歴史を中世まで遡れば知識人社会では一時廃れ、農村で伝承曲を奏でる楽器として辛うじて残りましたが、そのイメージが逆に牧歌的な理想郷での田園生活への憧れと結びついたのが18世紀のフランスでした。フランス語でヴィエラルー(車輪式ヴィエル)の名のもと、愛奏者の激増に合わせて上流階級向けの楽器が多く作られ、同時期に同じ事情で流行したミュゼットと共に多くの曲が誕生しました。21世紀にその名手として活躍、中世音楽からバッハの無伴奏曲までヴィエラルーで弾きこなす俊才トビー・ミラーはここで、独奏楽器としてのヴィエラルーの可能性の広さや声楽との相性を十全に示すべく、多角的な視点で作品を厳選。ミュゼット(演奏は横笛とバグパイプの名手ラザレヴィチ！)やヴァイオリンとの共演やヴィエラルー二重奏なども盛り込むことで、2017年にリリースした技巧派ソナタやカンタートを集めたアルバム(RIC382)とはまた異なる角度からロココのヴィエラルー芸術の面白さを堪能させてくれます。ふくよかで柔軟なミュゼットの音との対比も、同じ弦を擦るヴァイオリンとの特性の違いも聴きどころ。通奏低音付きソナタではトビー・ミラーが細やかな装飾音や急速なパッセージを流麗に弾きこなし、時に異界感さえ感じさせる曲作りの面白さと相俟って、伸縮自在の音作りでこの楽器の味わいを最大限に楽しませてくれます。楽器や音色の珍しさに全く甘んじない、圧巻の音楽性あればこその聴きごたえ。多くの人に届いてほしい21世紀ならではの古楽アルバムです。

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