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【レーベルピックアップ】 LPO (ロンドン・フィル自主レーベル)(2020年1月18日)

900以上のレーベルを配信しているNML。その中からスタッフ厳選のレーベルをピックアップ!オーケストラ、アーティストの自主レーベルや、ちょっと変わったレパートリーを持つレーベルなど、気になるレーベルをご紹介します。新発見のレーベルが見つかるかも。

LPO (ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団自主レーベル)
【ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団】 1932年にトーマス・ビーチャムが設立したオーケストラ「ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団」が、2005年に開始した自主レーベル「LPO」。テンシュテットの一連の録音(ワーグナー、ハイドン「天地創造」、マーラー、ブルックナー「ロマンティック」)という注目タイトルのほか、ベルグルンドのシベリウス、マズア、ユロフスキ、ハイティンクの録音やビーチャムの歴史的録音などもある。


● アルバム・ピックアップ
ワーグナー:オペラからの管弦楽作品集(ロンドン・フィル/テンシュテット)
マーラー演奏において非常に高い評価を得ている、20世紀を代表する大指揮者クラウス・テンシュテットとロンドン・フィルによる、1992年8月20日ロイヤル・アルバート・ホールにおけるライヴ録音です。厚みと重厚感あふれる、堂々としたマイスタージンガーの前奏曲に始まり、タンホイザーの「ヴェーヌスベルクの音楽」で静かに終わります。(実際のライヴでの演奏順はタンホイザー、リエンツィ、神々の黄昏、マイスタージンガーでワルキューレはアンコールです。)某テレビ番組で「やる気を出したいならワーグナーを聴け」と紹介されていましたので、このアルバムは格好の一枚になるでしょう。

マーラー:交響曲第5番(ロンドン・フィル/ズヴェーデン)
2017年、29年ぶりに来日公演を行った香港フィルハーモニー管弦楽団を指揮した、オランダの指揮者ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン。 2018-2019年シーズンからは、アラン・ギルバートの後任としてニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督に就任します。この3月、次期手兵率いての日本ツアーが開催されます。メインプログラムはストラヴィンスキーの「春の祭典」とマーラーの交響曲第5番。ソリストには、ピアノのユジャ・ワン、ヴァイオリンの五嶋龍という、世界を股にかけて活躍する若手アーティストを迎えた豪華プログラムとなっています。ご紹介のアルバムは、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団とのマーラーの交響曲第5番。緻密なアンサンブルでイギリスの紳士的なサウンドになっています。今回のニューヨーク・フィルハーモニックとの演奏では、どのようなサウンドを聴かせてくれるのでしょう。期待が高まります。

NMLに、遂にロンドン・フィルの自主レーベルが追加されました。このレーベルのクオリティの高さは言うまでもないのですが、中でもテンシュテットの録音には定評があります。ワーグナーの管弦楽作品集も素晴らしいのですが、やはり彼の十八番はマーラーです。特にライブ録音で最高の力を発揮します。終楽章の金管の咆哮、ティンパニの爆発的な盛り上がりは、手に汗を握るほどです。





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